お水の裏街道

お水の裏街道

デートクラブ



ってか毎日ススキノの夜を満喫しておりました。

1ヶ月もたったころでしょうかね

ディスコやらカフェバーやら若者の遊び場では

ちょっとした顔になっていましてディスコはほとんど顔パスで

お金払わなくても出入りしておりました。

ある日《釈迦曼荼羅》というディスコのVIPルームで

フロアー内の殿方を物色している私に後輩のR子がフロアーを指さして

「先輩あの子達ウリしてるらしいよ」そう言って

どうりで最近はぶりがいいわだわね・・・

「んじゃ私達も彼女たちに一儲けさせてもらうか」

R子にその女の子たちにここへ連れてくるように促した。

そのウリしている子達に仲間は何人くらいいるのか尋ねると

10人くらいいるという

そして私はデートクラブを作った。

R子とチラシを作り電話BOXにペタペタ貼り付け

あとは電話番・・・1週間がたったころ

こんなに儲かっていいのだろうか?

90分20000円で女の子と折半だった

経費らしい経費もかからないしまとまった金ができたら

東京に行こうと考えていた頃

電話がなった「ありがとうございます○○クラブです。」

「姉さん誰に断って商売してるんじゃ!!」

「・・・・え?」

「責任者ださんかぇ~~」ヤバッ間違いなく893さん

「トウシロウがなめくさって!!明日事務所まで来い!」

次の日いやがるR子と893さんの事務所にご挨拶にいきました。

そりゃ~怖かったです。(≧◇≦)

足がガクガク震えました。

応接室のりっぱなソファで待つ事5分くらい

そこの組長さんらしき人が入ってきた

「ええ~度胸してるなぁ~お嬢ちゃん」

「商売ってのはなんでもルールってのがあるもんでのぉ~」

って事でこの組長さんはそのルールってを話しだした。

あのチラシの貼る場所によってショバ代ってのがあって

私たちがペテペタ貼っていたところは1番高価な所だとわかった。

そしてケツ持ち代ってのがあるらしい

そして組長さんは私達に月20万払えば今までどうり

やっていても良いと言ってきたので契約成立@@

帰り際「もしうちの方で女の子足らなくなったら客まわすでのぉ~」

「は、はいヨロシクお願いします」

「こんどデートしてくれんかの」

「は、はいヨロシクお願いします」かなり緊張していて思わず言ってしまった(-"-;)

そのビルがみえなくなるまでR子と力いっぱい走った・・・

なぁ~んにも知らないから出来たんだよなぁ~

今となって若さってのは怖いもの知らずだなぁ~って思う

その後その組長さんとアルバイトしていたクラブで再会した。

「俺の女になってくれ贅沢させるでのぉ~」と口説かれたのが

東京行きの3日前だった



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