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小説教室の宿題プリントに三島由紀夫の「侍童」があり、読んだ。侍童、まずどう読むのか。じどう、だろうな~ と思い読んだ。これが素晴らしい短編だった。冒頭、学習院とおぼしき学校のバザーで少年と未亡人は出会う。少年は家から置き時計を出品し、係りの美しい未亡人と言葉を交わす。2人は惹かれあい、やがて結ばれる予感を残して小説は終る。言葉、文章の煌き、惹きこまれる。三島24歳の作品で、昭和24年文芸誌「新潮」に掲載されたもので、創刊60周年記念号に再録されたのだ。侍童はサブライワラワとも読み、貴人に仕える小姓。ということは、同性愛。24歳の三島作品に既に、そういう題をつけたのだな、と思った。その後、根津美術館の庭に「侍童」の石像があったので、あ、ここでも侍童だ、と思った。
2010年11月02日
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おはようございます。今朝の薔薇園は一番遅咲きのスカーレット・メイディランドが咲き始め、夕べの雨でしっとりしていました。鳥の声がして振り向くとセキレイでした。もう散り始めているけど、まだまだ美しい薔薇園です。
2010年06月05日
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