ラスカルの角砂糖
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「会計天国」。今読んでいる本が面白いです。竹内謙礼・青木寿幸:会計天国:PHP研究所会計の本ですが、ストーリー仕立て。娘の結婚式を目前に交通事故で死んでしまった経営コンサルタントが天国にいく途中で天使に出逢い、生前彼となんらかの接点(この接点がかなり強引・笑)があった5人(しかも、みんなお金のことで困っている)それぞれに制限時間1時間のアドバイスをすることで「幸せ」にしてあげることができたら生き返ることができる・・・という話。副題は 今度こそ 最後まで読める、 会社で使える 会計ノウハウ会計用語や経営に必要な基礎知識を「あん・ぽん・たん」な社長たちに説明しながらコンサルテーションをする・・・という構成なので、読みやすいです。ただ、「限界利益」だとか「変動比率」だとか「管理可能固定費」だとかというような聞き慣れない言葉を1度読んでなんとなく理解して、先に読み進んで、次にもう一度文中にでてきたときに覚えていられるかというとそれはかなり難しいかもしれません。そういう言葉にある程度(あくまで「ある程度」です)馴染みがある私からすると、すごくいい本だと思うのですが、いきなり、読むと、「やっぱり会計は難しい」となってしまうかも。でも、時間をおいて、読み返すたびに、理解できることが増えて、そのときどきの必要と理解に応じて役だってくれる本だと思います。で、突然・・・いや、実は前から考えてはいたのですが、この本を読んで「やっぱりやりたい」「やっぱりやろう」と思ったのが この「会計天国」やライチさんが紹介してくださったこの本や西原理恵子:この世でいちばん大事な「カネ」の話:理論社以前ご紹介したこの本 栗原弘美・鷹野えみ子:マネーセラピー:ヴォイスのようなお金にまつわる本を、私が(もちろん分野によっては、それが得意な人にお願いして)若干の用語の解説をいれながら読み進めていく、読書会的勉強会。今ひとつ理解できないところを私たちの事業のレベルに落とし込んで読み進めていく・・・っていうことをやってみたらおもしろいのではないかと思います。関心あるかた、あらいぐまをみかけたら、しっぽつをかんでくださいね。ところで、この本、会計の知識もさることながら、合間合間に入る、コンサルタントの「教訓」というか、「ホンネ」というかが、おもしろくて、おもいっきりうなづきながら読んでます。ちょびっと紹介すると「ひとつ聞いていいですか? 最後の土壇場で、なぜ美智子さんの起業を応援することにしたんですか? (中略)」「彼女のあのときの顔を見て、『自分を乗り越える決意を持った』と感じたんだ。 『幸せ』になるためのスタートに立つ決意ができたんだってな」「確かにスタートラインに立つってことは、『ゴール』を決めたってことですからね。 でもそれは、同時に失敗する覚悟を持つってことですよね?」「その彼女にとっての『ゴール』って、父親を見返すことでも、起業を成功させることでもなく、 きっと『今の自分の殻を破ること』なんだって思ったんだ。 今までの自分を変えるという『決意』をした時点で、『絶対に幸せになれる』って、 僕は判断したんだよ」「人によって、目指すべき『ゴール』が違うってことなんですね」「だから、他人と自分のどちらが『幸せ』かなんて比べても意味がないんだよ。 重要なのは、自分の『ゴール』を見つけて、それに向かって走る意志を持つことなんだ。」 「反省するだけなら、誰にでもできる。 ビジネスは反省した後、次の行動を変えることができるかで成否がきまるんじゃ。 自分の考えを変えない人間に、成功はない!」 当たり前といえば当たり前なのだけど、結局お金の話って、事業の話って、「どう生きるか」に突き当たるってことですね。
June 2, 2009
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