01出会い((礼央))


今日は僕にとって最悪で

最高の日であった・・・・

1:more & more

「おはよぅ!!レオくん!!」
そー言って僕に爽やかな笑顔で挨拶してきたのは、同じクラスで友達のおっくん。
誰にでも笑顔でとても明るい少年だ。
おっくんは入学した当時僕に話し掛けてきた唯一の存在だった。
僕はおっくんのように明るくは無い。むしろ暗いオタク系だ。
そんな僕に話し掛けてきたってゆーのは何故なのか解からないがまぁ 可愛そうなヤツと喋りたい只の変わり者だろう。
だけど僕はそんなおっくんが大好きだ。
「おっくんおはよぅ。今日も元気がいいですね。」
「当たり前やんvvそれが僕のいいところやねんからvv」
「そーですよねーvおっくんはそこがいいとこですもんねーvvv」
「・・・・・・なんか気持ち悪いで。この会話(笑)」
そんなやりとりをしているうちに、学校についた。

僕達の通う学校の下駄箱にはフタがついていて、そのフタを開けない限り中が見られないようになっていた。
だからモテる男子などのげた箱にはたくさんのラブレターやら手作りのお菓子やらが入っていて、ドサドサッと音がするたび「またかよ~」と自慢気に大声で叫ぶのだ。
それが僕は憎らしく、ムカついた。
今日もまたそのいつもの男が自慢気に大声で叫んでいる。五月蝿くて死にそうだ。
僕なんてこんなヤツだからどーせお前には勝てませんヨ―だ。
「ぁー・・・またアイツかぁ・・・嫌なやつやなぁ・・・」
そー言ったおっくんの右手にもしっかりとピンクの乙女チックな封筒が握られていた。
おっくんは誰にでも好かれますから・・・・
「どーせ。いいですよ。僕なんか。青い春どころか春も来ませんっっ(泣)」
「なっ!?!?たかがラブレターやないか(汗)」
「たかが!!たかがですってー!!(ガビーン)
おっくんだけは僕の味方だと思ってたのに・・・::」
「ぁ!!違う違うって!!・・・・・ぁ!!
ほら、もしかしたら今日たくさんのラブレターがはいっとるかもしれへんし^^;」
「そんなのありえませんヨ・・・ホラ・・・・」
カサッ
・ ・・・・・・・・・・・・・え?・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕の足元にヒラリと落ちた丸っこい文字で書かれた黄色い封筒。
これはまさしく女の子からの手紙だ。
「!!スゴイやん!!レオくん!!これラブレターやんかvvvレオくんもつみにおけんな~vvv」
「ま、まさか、、なな、何かの間違いですよ!!きっと!!」
「ちょっと読んでみ~vvレオくん!!」
「ぃ いいですよ・・・・」


Dear 土屋礼央様
今日の放課後
体育館裏で待ってます

「体育館裏やて~~vv可愛いいなぁvvv今時いないタイプやねv」
「ど、どーしようおっくん!?!?」
「はぁ!?行くに決まっとるやろvv」
「ぇ・・・ぅん」


授業中。
ぜーんぜん集中できない。
誰からの手紙なんだろーとか、
どんな女の子なんだろーとか、
何でこんな変わり者好きになったんだろーとか、

僕のドコが好きなんだろーとか


そして放課後。
僕がついてったろーか?と興味津々についてこよーとしてたおっくんを説得し足早に体育館裏へ向かった。
おっくんがついてきたらすぐ噂が広がるし、何よりその子が可愛そうだ。
僕と噂になったら可愛そうじゃないか。

綺麗な花が咲いている花壇を通って、体育館裏の見える(そして隠れられる)ところで僕はどんな様子なのか見ることにした。

ロングヘアーでスタイル抜群の僕より少し身長が低い可愛い女の子が待っていた。
でも僕の知らない女の子だった。

・ ・・・・・・・・・・・・つきあえないヨ・・・・・・・・・・・・・

すぐにそう思った。
だって相手のこと何も知らないし、第一あんな可愛い子と僕がつりあうわけが無い。
ごめんなさいって言おう。
言ったら泣かれるだろうか?あんな大人しそうな女の子だもんな・・・泣いちゃうよな・・・やっぱり。
でも、変な期待させるよりマシだよな。
よしっっ

「ぁ あの~・・・・」
「ぁvやっと来たvvどぅも初めましてvv」
そのテンションの高さにビックリした。
見た目は大人っぽくて近寄りがたいイメージなのに。
「・・・・・・・・どぅも」
「レオくんなら来てくれると信じてたヨ!」
「ぇ、ぁはい。約束は守る男なんで・・・」
「別に約束じゃないじゃん?私の一方的なお誘いv
でも優しいんだね~vv紳士だゎ!!!」
「ぇ?そうでしょうか??(照///」
「ぅんぅん!!他の男と全然違うし!!」
「ぇへへ~~(照れ照れ////」
って!!
こんな会話してる場合じゃない!!
「ぁの~・・・それで用は何でしょうか?」
「ぁのね・・・・言いたいことがあって」
さっきまでの笑顔が消え、真面目な顔になった。
僕は息を飲んだ。
そして僕が考えていた言葉を待った。
「私レオくんのこと・・・・・・・ずっと前から好きだったの。」
そのギャップにドキっとしたが、さっきの決意は固く、
「・・・・・・ごめん。僕、君のこと知らないし・・・・・・・・つきあえない」
ホントごめんっと謝り別れを告げたはずなのだが、
彼女は納得いかないと言うような顔をしていた。
そりゃそーだ。
こんな月とスッポンのスッポンにふられたんだから。
納得いかないよな。
普通は彼女の方がフる側だよ・・・・
ビンタでもなんでもこい!!と構えていると・・・
「・・・・・・私だってあなたのこと全然知らないヨ?」
「はぁ?」
訳のわからない返答に思わず気の抜いた声を出してしまった。
何言ってるんだ?この子・・・
「そりゃ知らないヨ。ずっと一緒にいたわけじゃないんだし。
でもあなたのこと好きなのはホントだよ?
だからあなたのこともっと知りたいんじゃない。知るためにはつきあわないとわからないよね?
あなたも私とつきあってみなくちゃ私がどんなヤツかわからないじゃない??
それと一緒ダヨ!!だからつきあいたいんじゃない!!
あなたのこともっと知りたいの!!」
こんなに強気な女の子だったのか・・ってそんな事じゃなくて!!
・・・・・・・・・・確かに話の内容はわかった。
でもなんか納得いかないんだよな~・・・・
僕が困っていると
「ん~じゃあさ・・・・まずは付き合ってみようヨ。
それで私とつきあっても今の気持ちと変わらないならさっきみたいにフっていいよ。
でも今の気持ちと何か変わったのならずっとつきあう・・・・・ってのはどうですか?(笑)」
その子のこれで文句はないでしょ?という笑顔(本当に可愛い)に僕は
「・・・・・・・はい」
としか言いようがなかった。
その子は納得したようにフフっと笑って
「じゃあまずは校門まで一緒に帰ろう?」
その誘うような笑顔が花のように美しくて見ていた僕も笑顔になった。


今日君と出会えたことは
間違いじゃなかったんだね


帰り際。
「そーいえば、君の名前聞いてないよね?
なんていうの??」
「ぇ?ぁあ 忘れてたv
私の名前は“花火”っていうのヨ。」
「ふーん・・・・・・・それじゃあね。花火ちゃん」
「ぅんvバイバーイレオくん!!また明日★」
そー言って花火ちゃんは帰っていった。
そこには僕と花火ちゃんの残り香だけが残っていた。
爽やかなシトラスの香り。
なんてゆー香水なのだろぅか?
ドコで買ったのだろぅか?
どの店で買ったのだろぅか?

君のこともっと知りたい。



01のお題終了ー。
1話書くのにこんなに時間かかってこの先どーなるんでしょうか(汗
ヘタレでさぁーせん。
何故相手方の名前が花火ちゃんかといいますと、
私の憧れの名前だからです(安易
子供には絶対花火ちゃんって名前つけますから(笑
ドリームって難しいですねー。
でも頑張って書きたいと思います。

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