■Think OF you■

七 夕

体育祭が終わって、七夕の竹をセンセーが片付けてた。

センセーのところに走っていって手伝おうとした。




センセーは笑って、くれた。






「ななこから短冊もらったけど、俺まだ願い事書いてないんだよなー」
ってセンセーは言った。

「願い事書きなよ。叶わなくなっちゃうよ?」
そう言ったらセンセーはまた、フッと笑った。

隣にいるセンセーの髪は長くて綺麗だった。


センセーが笑ってくれると嬉しかった。
センセーが隣にいてくれると、ぁたしはずーっと、どきどきしてた。
他の人の前なら、ちゃんと喋れるのにセンセーの前だと本当にコトバを忘れてしまった人のように喋れなくなってしまう。


言いたいこと、伝えたいことぁるのに・・・・
声にならない。
どきどき、どきどきして声なんて出てこない。
ようやく出た声はかすれて、震えてる。
ちゃんと目を見ることもできなくて・・・・






だけど、センセーの隣は好きだった。
1分でも1秒でも長くセンセーの隣にいたいと思った。


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: