タイ&日本 国際遠距離恋愛日記

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Feb 10, 2007
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カテゴリ: 日々のこと
今日の日記は暗い&自分の記録のためなので、




祖母が他界した。
享年85歳。
夜のうちに、苦しむこともなく、眠るように亡くなったそうだ。
連絡を受けた時は、悲しいよりも
「これでやっと、祖母も楽になったんだなあ」と思った。

祖母は心の病に罹ってから、体の方も色々と病気になり、
13年間、介護施設と病院を行ったり来たりだった。

私も、他の人のことであれば、きっとそう思ってしまうかもしれない。
けれど、私は身内だから、そうせざるを得なかった理由を良く知っている。
でも叔父は、時間を見つけては頻繁に世話に行っていた。
母も、自分のできる範囲内ではあるけれど、できるだけ会いに行っていた。
それに皆、祖母に対して無関心だったり、痛みを感じていなかったわけではない。

祖母は昔教師をしていて、その後は役場関係のボランティアのようなことをしていた。
気丈で弁が立つ人で、正直、孫にとっても少し怖い存在だった。
けれど、熱心に色々な事に取り組んでいたため、慕って下さっている人もいた。

私も、祖母が病気になってから、何度か会いに行った。
けれど、あれほど元気だった祖母が弱っていく姿を、直視できなかった。
辛くて、孫という立場に甘えて逃げてしまった。


施設での、祖母の生活を綴ったアルバムを持ってきてくださった。
そこには、楽しそうな笑顔の写真がたくさんあった。
元気だった頃の祖父と、手をつないでいる写真もあった。
それを見ている間、涙が止まらなかった。
ほっとしたし、少し救われたような気分になった。

と言って笑い合った。

今回、とても嬉しかったことのひとつ。
それは、叔父一家(叔父夫婦と従兄弟2人)と、約15年ぶりに会えたこと。
私たちが子どもの頃は、毎年夏休みになると祖父母の家に集まって、
みんなで遊んだものだった。
でもそれぞれの家の事情もあり、だんだんと疎遠になってしまった。
でも、今回15年ぶりに会っても、
よそよそしさや違和感は、お互いに全く無かった。
はじめの頃こそ少しとまどいはあったものの、
すぐに昔のように打ち解けることができた。
深夜まで、みんなで色々な話をした。
祖父母の思い出話をし、人生や死について話し、
そして馬鹿な話もいっぱいして皆で大笑いした。
なかなか人に話しづらいことも、見栄やためらいも無く何でも話すことができた。
不思議な気分だった。
そしてそれが、とても心地よかった。
「おばあちゃんが、改めて結んでくれた縁だね」と言い合った。

最後のお別れの時と、霊柩車が祖父母の家の前に止まったときは、涙が溢れた。
私は薄情な孫だったけれど、
私が子どもの頃、ここで楽しかった色々なことが、
祖母にとっても、少しでも楽しい思い出であってくれればと心から思った。

お別れには、思いがけず多くの人が来て下さった。
涙と沢山の笑顔に送られて、祖母もまあ、満足してくれたのではないかな、と思う。
良い式だった。
きっとこれも、祖母の人徳だろう。

おばあちゃん、85年間お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
ゆっくり休んでください。
おばあちゃんが改めて結んでくれた縁を、大切にします。



もし最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたら・・・、
ありがとうございました。






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最終更新日  Feb 10, 2007 11:00:16 PM
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