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2015.01.27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
世のなかとんとん
外務省の無為無策に尽きる今回の人質事件と日本外交への将来への余波
●事件発生前からの外務省のルーズな甘い状況判断が、このごに及んでも泥縄で、政府も欧米の後ろに隠れた外交姿勢をイスラム国に暴かれて、いまになってヨルダンの人質との交換などの問題へ引きずり込まれている。 とうぜんヨルダンの国民感情と国益から日本に余計なお世話を掛けさせてしまっている後ろめたさを日本が被っていることになる。 じつに甘い馴れ合いのツケ外交の
結果を招来せしめてしまったのは、ひとえに日本側にあり、それも外務省に帰すべき責任は非常に大きい。 それなのに腹立たしいのは、外務省のいつもの
責任の本質を隠した、一般的な精神論で事をなし崩しにせんとするうわべの発言だけだ。 緊張感を以てとの度重なる岸田外相の緊張感のない聞き飽きたすっとぼけ方はまえまえまから無責任の極みと感じていただけに、きのうも報道陣に同じ発言を繰り返していたので、本来的には外務大臣なんて不在でこの内閣では首相が兼務しているようなものだ。  あえて言えばむつかしい政情である中東の各地の現地に対する外務省の緊張感のまさになさが今回の原因であり、その恐れは前々から指摘されていたことである。 日本がこれで公平ではないと中東全域でみられたことは大きなマイナスである。 日本とヨルダンで
話し合えという次なるイスラム国の戦略は間違えば両国に溝を作りかねない瀬踏みを齎している。 この玉突きの先にはまた別の球が用意れているかもしれない。 岸田外務大臣のあの上の空のような緊張感大臣ではこの任に相応しくない。 本来ならば大臣更迭に値する無責任の極みである。 そのいみでも安倍首相の任命責任がないとは言えない。
それと大きな将来への懸念は、安倍外交の標榜する世界を俯瞰するというマクロ外交が今回の中東外交のまずさから、日本外交の底の浅さを世界に露呈させることだ。 まずこのままではひとり殺されていて、このままヨルダンとの死人質交換が失敗すれば、のこる一人もこのままでは済まない。 さきに米英からは人質にはカネを払わないとの国際合意をさせられており、いまさら残りの一人にカネを払えない。 いずれ結果的には日本人は二人とも殺されることになる。 そして世界に標榜していた積極的平和外交の一角は穴が開くことになり、中東外交に米英、イスラエル寄りのはっきりとした側に立つとのイメージを植え付けたことにもなる。 これでは全くの外交的完全敗北だ。 日本のオウンゴール以外の何物でもない。 この国の国民は人質、またはゆえなくして外国に拉致されても救われることは絶対にない。 国民大衆は左様心得るべきだ。 
とにかく日本の対応下手で相手を相対的に有利にさせていることだけは避けなければならない。 もちろん不条理なことをしでかしているのは向こうだ。
しかしそれを受けて立つのが政府であり、行政なのだ。 相手が悪い悪いでは政府や行政は要らぬ。 それがために税金を払っているのだ。 北の拉致などはまったくの拉致され損だ。 これでは税金を払う意味はない。 まるで相手が悪い、運が悪いですまされているのだから。 政府の高官でヤレイスラム国と呼ぶのはイカンとかそんなところに行ったやつが悪いとかいまだに言い訳しているのがいるが、そもそも政府の為すべき義務放棄だ。 そういう意味でこの国には昔から本当の人権意識は政府には乏しいというべきで本音がいまも残っているのはいまも変わらない。






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Last updated  2015.01.27 18:39:26
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