楽王朝

楽王朝

2010.10.27
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カテゴリ: ゲーム
天下一★戦国LOVERS DS
信玄ルートで飽く迄「幸村」一筋
天下一★戦国LOVERS DS

確実に「地獄」直行やな

私、武田信玄ってイマイチ好きになれないんだよね。
浮気者(史実)は嫌い。

あんまり乗り気ではないんだけど
小十郎の「通常」終幕出すのに疲れたので軽い気持ちで信玄ルートに出発。

もちろん、信玄のストーリーなんだから
信玄を狙わなきゃいけないのはわかってるけど、
やっぱり幸村が可愛すぎて





とか

「俺は未来永劫、姫を愛し続けます。それだけはどうか…お許しください」

とか

可愛いこと言ってくれちゃう

こういうゲームの悪いところは
プレイヤーの気持ちを無視して話が進んでしまうところやね。
(嫌ならそいつのストーリーやるなよってか?)

プレイ中の私の感想

おいおい、幸村が好きだって言ってんだろうが無視すんじゃねえよ

嫌だって言ってんだろうがこのエロジジイ

などなど。
ツッコミどころ満載

姫との情欲に溺れた信玄が服部半蔵に暗殺されて
「地獄」終幕。



「出て行け。疫病神」

とまで言われちゃったよ

最後に利休の庵で

「また良い所、紹介してあげるからさ」

と慶次に慰められて終了。

このまま終わったんでは つまらないので妄想ストーリー
強制「幸村」エンドに突入

草庵に移って何日経っただろう。
利休も慶次も優しくしてくれるけど、私の心が晴れることはない。

私が今、一番悲しく思っているのは…

「甲斐にいられなくなったこと」

「信玄が死んだこと」

「幸村に追い出されたこと」
(なんとなく選択肢作ってみただけ。どれを選んでもルートは同じ

もちろん、私のチョイスは「幸村に追い出されたこと」だ

慶次「姫、そんなに幸村が恋しいかい?」
姫「……」

慶次「城は針の蓆かも知れないよ。それでも幸村のそばにいたい?」

姫は黙って頷いた。

幸村が私を許してくれるわけがない…。
それでも、私は…幸村のそばにいたい…。


慶次「わかった。じゃあ幸村に話つけてくるよ」

こんな状況で何と言って幸村を説得するのだろう…。

翌日。

幸村「お迎えに上がりました」

姫「ゆ、幸村?どうして?」

幸村「お館様の子をご懐妊の可能性があると慶次殿に指摘されまして…」

姫は思わずお腹をさすった。

幸村「お館様にはお子がおられませんでしたので、このままでは武田家が絶えてしまいます。
もし、お方様がご懐妊ならその子は武田家の世継ぎとなりましょう。城へお戻りください」


姫「…お方様って?」

幸村「正式には婚儀がなされていませんが、お世継ぎのご生母となればお館様のご正室。お方様とお呼びするのが相応しいかと…」

少し淋しい気がした。
もう、「姫」と呼んでくれた頃には帰れないということなのね…。


姫「…わかりました」

城へ戻れるのはうれしいけど…。
幸村の表情は硬いまま。
やっぱり許してくれてるわけじゃないんだ…


不安を抱えたまま姫は城へ帰った。
武田家当主の正室として迎えられ丁寧な扱いを受けてはいるものの
実質は城の奥座敷に閉じ込められているようなものだった。

慶次さんが言ってた針の蓆とはこのことだったのね…。

幸村もあれから顔を見せてくれない。

私は、本当に信玄様の子を身籠っているのだろうか…。

もし、私が妊娠していないとわかったら
すぐに城を追われることになるだろう…。

せめて、それまで少しでも幸村のそばにいたいのに…


信玄が他界してから一月ほど経った頃、
織田軍が甲斐に侵攻して来た。
武田軍は善く応戦したが次第に旗色は悪くなってきた。
いよいよ攻城戦が始まろうとした時だった。

家臣「幸村、お方様を連れて逃げろ!」

幸村「城を捨てて逃げることなどできぬ!」

家臣「お世継ぎさえいれば武田家は再興できる!
今は希望の灯を消してはならん!」


武田二十四将も半数がすでに討死している。

家臣「お方様、お体大切に」

姫「お願い、皆様も命を粗末になさらないで!」

家臣「我らも武田家の新たな時代を見とうございます。
お方様の御前に生き恥を晒しに戻って参ります」


その言い草が可笑しくて姫は少し笑った。

家臣「おお。お方様がお笑いになった。よい贐よ」

武将たちの言葉に
姫は泣きそうになるのを堪えて満面の笑みを浮かべ続けた。

幸村「お方様、参りましょう」

姫「はい!」

自分と自分の腹の中にいるであろう子に掛けられた期待の重さを感じながら
姫は幸村と共に馬に乗った。

城の裏手にも敵が迫っていた。

五右衛門「俺が食い止める!姫を頼む!」

幸村「かたじけない!」

進行方向に足軽が群れている。

幸村「お方様、目を閉じて!」

姫は ぎゅっと目を閉じた。

幸村の槍が足軽を貫いて空中へ放り投げた。

敵の包囲を抜けて山中から城を眺めると火の手が上がっていた。

姫「五右衛門、どうか無事で…!」

利休の草庵に着いた頃には日が暮れかかっていた。
幸村に助けられながら馬を下りた姫は腹部に鈍い痛みを感じた。

姫「痛っ…」

姫の足に一筋の血が流れた。

幸村「お方様!?」

蒼白な顔をした幸村に何と答えよう。

「月の物が来た」
「流産した」
「どちらかわからない」
これは選択肢によって結果が変わります
興味ある人はクリックしてみてね
ただのつまんない話と妄想エロ小説だけど






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最終更新日  2010.10.27 06:53:06
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