西からねーやんのひとりごと日記

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2021年04月07日
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カテゴリ: ひとりごと
おはようございます

昨日のWPW症候群の話の続きです
(手術の事など、私の記憶なのであいまいですし間違っている可能性もありますご了承くださいませ)
今日は手術と術後の生活についてです

医大での診察で足の太い血管(動脈か静脈?どっちだったかな?)から
カテーテルを心臓まで通し、もう一つ、肩に穴を開け、肩からの血管からも
心臓まで通し、二つの器具で心臓の中でWPW症候群を引き起こしている不要な神経を焼き切る
簡単に言うとこんな感じの手術の説明をうけました。

担当の女医先生は若くて明るい方!しっかりされていて安心です

成功率は9?パーセントです(かなりの高確率でした)と聞きましたが
逆に失敗する可能性も説明するのが医師ですよね。
失敗した場合、ペースメーカーを入れる事もあると聞きました。

ちょっとビビりましたが、やるぜ!やるしかないぜ!
治したい。その一心で決意しました。

WPW症候群の手術が決定してから
手術日まで2~3週間ほどあったので
その間に市役所で高額医療費の控除に使える書類だったか、そういうものとか
加入している医療保険に手術費用が出るか確認の電話
入院費用の日額の申請の書類の取り寄せなど、
準備万端で入院しました


実家の親に子供を預け、手術日当日の付き添いを叔母にお願いしました

入院初日は保育園に一時預かりで子供を預けて
母と受付をして病室へ
シングルマザーでしたが、手厚い保険に入っていたので
個室をお願いしました。子供がお見舞いに来てくれた時に


2泊3日程度の入院なんですけどね。

初日昼過ぎに入院して特にする事もなく
5年前の記憶なので忘れてしまったのですが
簡単な検査とか点滴があったように思います
主治医の女医先生も病室に着てくださって
明日がんばりましょうね~と言ってくださったと思います
この日はお風呂も入れました
ちょうど生理中だったので一人で最後に入れるように配慮してくださいました

出産以外で初めての入院だったので
夜は少し緊張していたのですが
私の緊張を察してなのか、全員にそうしているのかわかりませんが
睡眠薬を処方され、ぐっすりと眠れました

翌朝、午前9時頃に手術が始まったと思います
手術室へ行く前に病室で尿道カテーテル?おしっこの管を入れられました
入れる時、痛いと聞いていたのですが、まったく痛くなくてびっくりしました
おそらく出産を経験しているので、痛みのがしも出来るし
看護師さんが上手だったのかな?と思います
この尿道カテーテルは術後夜くらいまで入ってましたが
おしっこ行かなくて良いなんて、超らくじゃん!!と気に入っていました!(笑)

いざ手術室へ!
歩けるのですが、ベットに寝たまま手術室へ連れていかれました。
おばも後ろから付いてきて、手術室へ入る前に扉のところで
「がんばってね!」と言われました。ドラマの様でした。

手術中私は全裸でした。
服を脱いで薄い浴衣のような指定の服を着ていたのですが
生理中なので、お尻の方にシートを引いてもらっていました。
そのあたりの申告も若い女医先生なので話すと気遣いをしてくださって
大変ありがたかったです

全裸の件でもう一つ女医先生とお話していたのが
全裸?を複数の方に見られる??と驚いた私
医大ですので、けっこうな人数がいるので
「ちょっと・・・恥ずかしいですわ。。。子供産んどいて、こんな歳になって、言うのもね、厚かましいんですけど、さすがに恥ずかしいです・・・」と言っていたので
胸元を開いて装置を付けるときなどは、手術室の中から女医先生が男性に向かって
『服を取りますので、男性の方は今だけ後ろを向いていてください』と配慮してくださいました。
本当にありがたかったです。

手術は意識のある中局部麻酔?で行います
この麻酔が痛かったかな。
太ももの付け根あたりと肩。
どちらも痛かった。うん。

麻酔をしてしまえば、あとは違和感です
痛くはないし、感覚はないんだけど
麻酔が効いていない部分の感覚から推理できてしまう違和感が
不思議でした。

足も怖かったけど肩が顔に近い部分なので怖かったです。

まるで宇宙船の船内の様なモニターだらけの手術室。
管はすぐに心臓に到達し、よくわからない画像がモニターに映し出されます

そしてひとつの管から何かの刺激を受け、心臓にWPW症候群の発作を誘発させます
誘発したところで、何が悪さをしているのか明らかにして、その神経を焼き切ります

それの繰り返しなのですが
発作が起きるたびに苦しい・・・
何度も発作を起こされました

分かりにくい場所にあるのかな?と思っていたのですが
術後聞いた話では発作を起こす場所が複数あったそうです
先生から『すごく沢山ありましたよ!』と興奮気味に聞きました
おそらく予想より多かったのでしょう。

手術中の記憶で特に記憶に残っている事は3つありまして
一つは手術の途中でカテーテルを入れている右肩に違和感があり、
痛みが増してきて、痛いと言うとすぐに麻酔を追加された事。

もう一つは、担当の女医先生が執刀医だったのですが
手術の準備が整って麻酔をした頃に大物っぽい男性の先生が登場して
突然手術を仕切りだした事。
あれこれと手術を仕切り、カテーテルを動かし
女医先生はたちまち助手の様になっていました。

複雑な気持ちでした。

3つめは、手術中に突然吐き気が襲ってきて
吐きそうになった事。
気持ち悪くて、気持ち悪くて、吐きそうです。。。と伝えると
横向きに寝ての手術だったので口の横に受け皿を置いてくださり、
背中をさすってくださいました。
ありがたかった。。。

と大変よくして頂き、無事手術は成功!
2~3時間ほどで終わると聞いていたのですが
おわったのは5時間程経過していました。

なんでもWPW症候群を引き落こす神経が大変多かったそうです。
どうりで、何度も発作起こされていたわけだ。

術後は絶対安静。
動くと穴を開けた血管から血が噴き出すからです。
寝たまま、血管を強く圧迫した状態で病室へ戻りました。
数時間は顔もあげれませんでしたが、
2~3時間後かな。角度の決まりがあり、その範囲内でベットを起こすことを許され
叔母がお水を飲ませてくれたりしました
その状態でご飯も食べました。
少し背上げを起こしただけの状態です。
そのごはんがすごくおいしかった事を覚えています

その後は夜頃に圧迫と尿道カテーテルも取れ、一時的に普通に起こしても良かったと思います
ようやく叔母も帰宅してもらえました。

その夜は手術の疲れでぐっすり眠れました

翌日。朝ごはんもおいしく頂き、手術の傷が痛むくらいで
特に変化もなく。

ベットの上で退屈にすごしていました。

2泊3日で帰れるなーと思っていた矢先
突然目の前がチカチカと点滅して真っ白になり
めまいが起こりました。

怖くなりすぐ横になり目をつぶって休みました

後からチェックに着ていた看護師さんに
目がチカチカして・・・と言うと
手術後なので、疲れですかね?と言われ終了。

すぐに治ったし、ま、いっか。と私も納得

おそらく血圧が安定していなかったのかな?と自己分析しています。

その日、明日退院できますよ、どうしますか?と女医先生に聞かれましたが
やはり、めまいがしたのが怖いのでもう一日お願いしますと
大事を取りたいと伝えて3泊4日に延長。

その間に病棟の教授回診があり
突然大人数の人たちが病室に入ってきて
ラスボス的な教授が聴診器を軽く胸に当て
「もう大丈夫ですよ」と微笑み。去っていかれました。

白い巨塔や!!!と興奮しました。

経過も順調で最終日暇をもてあまし、退院しとけばよかった。と思いつつ
4日目に退院。
1日延長したせいで、月をまたいでしまい
高額医療費の助成が大変ややこしかったです。

高額医療費の助成を使う人は月をまたぐ前に退院しろ。です。

その後は退院した当日は変な疲れがあり
一日家で横になって寝ていましたが
順調に回復し、元気になりました

この時喫煙者だったのですが
退院しても目のチカチカのトラウマが血圧の関係だと思い込んだ私は
喫煙すると血圧が変化するので、怖くて喫煙できず。
おかげで禁煙でき、5年たった今も喫煙していません(笑)

あれから5年経過しましたが
手術中の発作が最後で約5年経過した後も発作は起こっていません

手術後は、いままで発作が起こっていたシチュエーションになると
「あ、発作おこるかも」と無意識にかまえても発作が起こらず
そういう時に、やってよかった~と思いますし
とっても楽になりました。

今までしんどかったなー。と完治してから身に沁みます。

体しか知らなかったから、これが当たり前だと思って生きていたんです。
みんな心臓はバクバクするし、これくらいバクバクするのが
普通なのだと思い込んで生きていました。

この日記を読んでいる方はWPW症候群の事を知りたいと思っている方が多いはずですので
参考になれば・・・と思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました

ご質問などありましたら、コメント欄にいただければ、
時間のある時にお返事しますので、遠慮なくどうぞ





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最終更新日  2021年04月07日 11時11分20秒
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