strangedays(MEC食中)

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2010年03月03日
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父が昔から好きな作家の一人ですが

はー。

いやいや、面白い人ですな。この人は。

こんなに女性らしくて小説家らしい人も珍しい気がする。

前から父はよく読んでたんだけど「OUT」とかサスペンスものってあたし大嫌いで。

何が嫌いかって。怖いから。あと長編。

でも伊坂光太郎好きだし、実はあたしサスペンス好きなんだよね。

桐野夏生はごめんなさい、実はまだ小説まともに読んだの一冊しかないんです。

でも、エッセイはほんっと面白いね。今、図書館から(父が)借りてる本を私が読んでる笑



色んなコラムがちまちま入ってて、私はそのコラム部分しかまだ読んでないんですけど

「偶然」の話がとても面白い。偶然の素晴らしさ。

小説に出てくる偶然を小馬鹿にしすぎではないか、という話である。

因果関係(相対的??)ばかり気にして確立一辺倒の社会であると書かれている。

すなわち偶然という必然でなければ気が済まない

「こういう勉強をすれば、こういう学校に受かり、そこを卒業すれば、こういう仕事に就ける、そうするとこれほどの収入があって、こんな人生が送れる」

(↑一部抜粋)

でも現実は小説より奇なり。

小説における偶然を甘くみてるせいか、現実に偶然が起こると大変なパニックに陥る。偶然に弱い。

今や小説における偶然とは、「リアリティがない」と一刀両断され終わるのみ。



そうそう、私、実は小説どっかしら好きじゃないところあるんです。



先生に「なぜ小説じゃなくてわざわざエッセイを書きたいと思ったの?」

小説は、私が思っていることをすんなり直接的に書けない。もどかしいため。

読むにおいては、下手な小説家だと「所詮 虚 」でしかないと感じ取れないことがある。



でも、「リアリティ」というコラムで私は幾分安堵した。

「小説は想像という武器がある。だから、私は小説の中で、個人的感情を書き込み、個人を書き尽くす努力をしようと思っている」



女性ってすごく感情的。あたしも、クールにまとめようとしてた時期があって、もうごく最近までさっぱりな人間でありたい、ああ、男になりたいって思ってた。

それで、あぁ、あたしって感情的な女なんだな、もしかするとヒステリックな程なんだろうなとしみじみ、感じてしまった。

情が深くて、ヒステリック。そんなあたしは、女だったな、と改めて思ってしまったのだ。

でもだからこそ感情的にリアリティに小説を書くのは、どちらかといえば、女性に向いてる方が多いかもしれないと思ってしまった。

この人の小説読みたいと心の底から思った。

平静装ってクールにまとめてる方がかっこよさそう。

感情をむき出しにしてる姿って野性的でなんともかっこわるい。

でも、感情は人が生きてる限りついてまわるもの。

感情的になって、意味わかんなくなってしまう時は、しょうもないことかもしれないけれど

それだってきっとすごく大事なこと。

自分が感じてること。

生きるということ。

その証みたいな、ものなのかなと思う。





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最終更新日  2010年03月03日 21時55分38秒
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