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2003/01/17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
関西人にとっては忘れることのできない「阪神・淡路大震災」の話。
自分のHPのコンテンツとして書いたことがないから、ここでちょっと書いてみる。

1995年1月17日、火曜日。
当時はまだ、成人の日が1月15日だったから、祝日代休の翌日、実質的な1週間の始まりの日でもあった。
社会人ラグビーの神戸製鋼が日本選手権7連覇を成し遂げた翌日であり、前日16日に大阪ベイサイドの大きなホテルで結婚式を挙げた、ダンナの当時の同僚Tさんが、新婚初めての朝を迎えたその日。

うちでは、ラグビーフリークのダンナが、神鋼の勝利に舞い上がってしまい、夜遅くまでさんざんハイになってしゃべり続け、それに付き合った私もようやく眠りにつこうかという未明の時間。
ダンナはなかなか寝付けなかったようで、ひとりリビングでゴロゴロしていたらしい。

午前5時46分。
・・・・・ゴーッという地響きらしき音に気付く。

#この後に及んで、まだ夢うつつの私(爆)

キッチンで、何かが落ちて割れる音。
「地震や、地震!」と叫びながら、私と長男(当時10か月)が寝ている寝室に駆け込んでくるダンナ。
タンスが倒れるのを心配したのだろう、長男の上に覆い被さる。

揺れもおさまり、「テレビつけよう、何かやってるかも」。
リビングの電気がついたままだったから、停電はしていなかったわけだが、スイッチ入れればテレビがつくと思い込んでるあたり、文明に毒されてるよなぁ・・・・・
つけてみたら6ch朝日放送(テレ朝系)だった。男女のキャスターが「すごい揺れでしたね。何か情報、入ってくるでしょうか?」と、ここでもちょっと待ちの状態。

とにかく、大きな地震があったことだけは確かなようだ。
・・・・・つまり、職場の近くも同じ状況だったとすると、外傷の患者さんとか、かなり来てそう。
これは何が何でも出勤せねば。

当時は、蘭子母もまだまだ若くて元気で、長男は保育園にやらずに蘭子母がみてくれていた。

自宅と職場のちょうど中間あたりに実家があり、出勤途中で置いてくるのだ。
その頃ダンナが勤めていた会社は、社長の自宅そばに本社があり、駅から3km以上離れた不便な場所で、深夜まで残業すれば交通機関がないということで、マイカーはダンナが使用していた。
朝は一筆書きでみんな送って出勤できるから、と、一家揃ってのお出かけだった。

いつもより早く家を出たが、家のそばを走るJR環状線はもちろんストップしたままだし、TVの情報でも公共の交通機関はすべて止まっているという話だったから、実家への道は大渋滞。
東の方の、工場密集地帯から、火事らしき煙が何本も立ちのぼっている。

ラジオでは、毎日放送のパーソナリティ・川村龍一氏(芦屋市在住)が、たしか番組開始時間までにスタジオにたどり着けなかったとかで、携帯電話で自分が立っている場所のレポートをしていたと思う。
山陽新幹線の高架が落ちてしまってて、車も通れない・・・・・そんな話もここで聞いたと記憶している。

携帯電話も、今みたいに小学生でも持っているような時代ではなく、カタカナ職業や外回りの仕事が多い人が持っている程度の普及率だった。
ダンナも、会社支給のを1台持たされていて、ホントは私用はいけないのだが、非常時だからと私の職場へ「車が渋滞しているので遅れます」コールをしてみたが、ずっと話し中でつながらない。
幸い、実家は特に被害も何もなく、「子どもは安心して任せときなさい」だった。
当時まだ現役の公務員だった蘭子父も、応援要請とかこれから大変なことになるぞ~と急いで出勤して行ったそうだ。

どうにかこうにか3分遅刻で職場到着。
薬局に入ると、その日一緒に日勤する1年後輩のキヨちゃんが電話をかけている。
「あっ、蘭子さん、来ちゃったんですか!今日はここ、私ひとりでも大丈夫だから、家の方大変だったら休んでもらっていいですよって言おうと思って、電話してたところなんです~」
キヨちゃんは家が職場の近くで、自転車通勤。だからいつもどおりの出勤だったとか。

そのうち、近鉄電車が運行を再開したとかで、電車通勤の職員が次々に出勤してくる。
結局この日は、交通手段の種類を問わず、遅れて出勤しても遅刻扱いにはしないということになった。
・・・・・後日談だけど、いちばん最初に運行再開したのはやはり近鉄だったらしいが、JR西日本に勤める友達いわく「そんなに早く運行再開決めるなんて、線路の点検とか、絶対ちゃんとやってないはず。信じられん~」。
#このアバウトさ加減といい、やっぱり河内やわ(爆)

病院の方は、たいした被害はなかった様子。
ただ、屋上の貯水タンクに亀裂が入ったとかで、あと配管の関係か、3階のナースステーションと1階のロビーが天井から水漏れしていて、掃除におおわらわだった。
薬局の中も、棚の上に置いていたプラスチック瓶入りの水薬が何本か落ちて割れた程度で、被害というほどのことはない。
患者さんも意外に少なく、外傷は何かの破片で手を切ったとかいう人ぐらいで、あとはいつもの患者さん、それも休み明けにしては少ない。

待合のTVは8ch関テレ(フジ系)を映していた。
ヘリからの中継映像が、神戸の街のそこここで火災が発生している様子、阪神高速神戸線の倒壊した映像を映し出す。
「こら、アカンで」
私達は無事だったけれども、これはエラいことになりそうな・・・・・

たしかこの日は、近鉄は午前中早々と運行再開したし、市営地下鉄も私が使う路線は夕方までには動き始めていたから、普通に勤務して普通に実家へ長男を迎えに行ったように思う。
家に帰ると、電子レンジなど一部の家財が南北方向に3cmほどずれていたのと、本棚の中身が手前に崩れていたのと、食器棚の中身が一部飛び出していて、ダンナが尊敬する先輩からいただいた大事なマグカップなど破損したのと、あとマンションの1階ロビーのひさしになっている部分に亀裂が入って水漏れするのと、それぐらいの被害ですんだ。
あとで聞いた話だが、最上階(10階)では、さすがに発表された「震度4(大阪)」程度ではおさまらず、食器類は全滅、間取りにゆとりのあるお金持ちの家が多いということで調度品にもお金がかかっていて、高価な陶磁器やガラスの置物などもメチャメチャになってしまったということだった。

前日に結婚式を挙げ、ホテルの高層階に宿泊中だったダンナの同僚Tさんの話では、高層階ほど揺れがひどく、彼の泊まっていた部屋では備え付けのTVがラックを飛び出し、宙を飛んだという。
神鋼フィフティーンも、勝利の美酒に酔った翌朝いきなりこれだから、お気の毒としか言いようがない。
しかも、本社も被害を受け、練習用グラウンドも亀裂が入って使用不能、それがたたってかその後の連勝はストップしてしまったのだから・・・・・

・・・・・こうして暮れたDAY1、1・17。

(to be continued)





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Last updated  2003/01/21 12:33:33 PM
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Re:DAY1~8年前の1・17~(1/17)  
地震発生時、私は洗面所で歯磨きをしていました。
時間的にも周囲はシーンと静まり返っていたので、ゴーッと地鳴りが聞こえたときは不気味でした。
停電で真っ暗になった洗面所の戸は、近くに置いてあった父のゴルフバックが倒れて戸が開かなくなり一瞬あせったのを覚えています。
当時1000冊以上並べていた文庫本も見事本棚から落ちてひどい有様でした。
二度と大きな地震には遭遇したくないです。
でも、日ごろの防犯対策は大切ですよね。 (2003/01/25 02:25:23 PM)

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