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2004/06/11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日から今日にかけて、 出生率1.29、過去最低
昨日の日記にも書いたとおり、ダンナの社会保険変更の書類を書いたのだが、こういう書類を出す時など、ダンナの職場ではうちの家族構成をネタに、勝手に話が盛り上がるらしい。

特に、出生率が1.30を割り込んだという話題の直後だけに、うちが「子ども3人」というのが「絶対におかしい」と言い切られてしまうのだ。
ダンナの職場の人はみんな、子どもは一人っ子か、せいぜい2人まで。
3人以上いる家庭は「親の目が行き届かない」「ひとりの子どもにかけられるお金が限られるので、教育のレベルが下がる」「家族計画もできない、理性のない家庭」、つまりは「負け組家族」なのだそうだ。

「負け組」なんて言われてもなぁ・・・・・今さら、ツヨシとサユリをお腹の中に戻すわけにはいかないしねぇ(苦笑)
ハッキリ言えば、私だって、はじめのうちは行政の好きな「夫婦と子ども2人のモデルケース」が理想だと思っていた。私自身も、そういう家庭で自分の子ども時代を送っている。

姑にもさんざん「子どもは2人までにしなさい」って言われて、3人目の妊娠がわかった時には「だから気を付けなさいって言ったのに」、3人目が女だとわかるまで、ちょっと立場なかったもんなぁ。実の親だって「まだ生むの?」だったし・・・・・


私の高校時代の後輩で、某私立大工学部の教員をやってるのがいるのだが、彼に2人目の子どもが生まれた時、彼のボス(教授)はキッパリとこう言ったそうだ。
「この子も早くお兄ちゃんにしてやらんとイカンな。何事も、単純再生産では衰退していくものだ」
#いくら工学部でも子どもに対して単純再生産、ってアンタ・・・・・(爆)

工業製品でも、規格外や不良品も発生するわけで、作ったものがそのまま全量、正規の製品として市中に出るわけではない。必ずロスが発生する。
ヒトの子どもも、夫婦2人が自分達の分身としてひとりずつ、計2人生んだとしても、病気や事故で亡くなることもあり、単純に自分達のコピーを残せば人口的には事足りるわけではない。

さらには何らかの事情で子どもができなかったり、結婚のチャンスがない(または積極的に結婚を選択しない)人もいるしで、現在はそれがかなり深刻な状態にまでなってきていて、1.29などという出生率の数字が出たわけで、その教授のおっしゃることは、いささか乱暴な表現ではあるが、現在の人口を維持しようと思えば、3人以上子どもを生むカップルが適当にいてくれなければ困るということなのだろう。

しかし、テレビで番組改変期などによくやる大家族番組で見るように、子どもの多い家庭というのはあまりよいイメージで語られない。
放任・乱雑・無学・無知・喧騒・無礼・貧困・・・・・

親が無学で計画性がないため、後先考えず子どもをポンポン生んで、人数が多すぎて教育や躾に手間やお金をかけられないから(テレビで見る大家族の中には、計画的に貯蓄して子ども全員に高校より上の教育を受けさせていらっしゃるキチンとしたおうちもあるが)、子どももそういった低次元の悪循環から抜け出せない・・・・・

これらは極端な例だろうが、たしかに「3人の子どもを母親ひとりでみている」図は、一人っ子の子どもに母親が付きっきりというのに比べると、親の目や手が行き届いていないという感が否めない。
現代において育児は「人生における一大事業」だから、育児専任の母親が余所見などせずひとりもしくは多くても2人までの子どもに、手間も時間もお金もかけて全力を傾けてあたるのが理想、そうあるべきということか。


一世を風靡したあの「おニャン子クラブ」も、コマダムにおさまってる面々はほとんど、子どもはひとりだけでお受験やらなんやら、持てる力をほとんどその子どもひとりに注いでいるんだもんなー。
子どもが3人いて、仕事もしてますって言うと「まあ、3人もいちゃあ、お金に困りますもんねぇ」とくる。はあー。

あと、よく言われたのが「男の3人兄弟は最悪。乱暴だし汚いしうるさいし、あなた3人目が女の子でほんっとによかったわねぇ」。
男の子3人だと、おもちゃや食べ物の取り合いなどとにかく「あさましい」のだそうだ。

まあ、他人からどう思われようが、自分がそこそこ幸せで満足できる生活が送れていれば構わないわけだが・・・・・

私の周りで語られる、勝ち組家族の条件の数々。思いつくまま列記してみよう~

・夫婦2人に子どもはひとり、もしくは2人ならうちひとりは必ず女の子(男2人は華がない・・・・・んだって)

・妻が専業主婦の場合、夫の年収は10M円以上、職種はIT・マスコミ・上場企業の非技術職(技術屋はあくまで消耗品、大きな組織の中ではめったなことで経営サイドにはなれない)・非製造非販売系事業所の経営者(例えば士業とか)

・共働きの場合、妻の職業は非一般事務職・非技術職(自由度の少ない仕事はハイクラスではない)、年収は6M円を下らない

・住まいは東京なら山手線の内側一帯と外側500m以内(大阪ならJR環状線の内側限定)、各道府県ではそれらに準ずる場所、または文教地区として同じタイプのファミリー向けマンションなら周辺より10~20M円価格設定が高い場所、一戸建てならターミナル駅から各駅停車で30分以内(急行だと相当郊外まで行けてしまう)の駅から徒歩10分以内の場所(駅からバス、はNG)

・夫婦の実家は当然一戸建て、両親とも健在で父親は現役バリバリの社会人もしくは年金だけでも悠々自適の生活、母親は専業主婦で時々育児の援助もしてくれる(介護が必要な親がいる、というのでは仕事の査定にマイナスらしい)

・食べるものは生協や産直のお取り寄せが基本、スーパーにも行くが添加物や環境への取り組みが積極的なところを利用、大量生産の出来合い品は利用せず妻の手作り中心、パンやお菓子を手作りするゆとりもある

・今流行ってるストリート系のルーズな服は着ない、子どもの茶髪・ローラースニーカー・ケバい服に至っては教育の程度を疑われるので絶対NG

・子どもは塾を含めて2つ以上の習い事、当然妻の送迎付き(共働き母でも、ちゃんとした仕事なら土日は休みのはずなので、その日は育児活動に邁進)

・子どもの数が少ないと時間にゆとりがあるので、妻自身が自由に使える時間があり、趣味やボランティア活動のために費やせる

・・・・・まだある?
これは相当、テレビや雑誌の情報に影響されてないか?
でも、子どもがいなかったり少なかったら「年金泥棒」みたいに言われるし、3人以上いればいたで理性と教養のない家族だと言われ・・・・・本当の「勝ち組家族」って、いったい何??





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Last updated  2004/06/13 08:25:53 AM コメント(1) | コメントを書く


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