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2009/02/25
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カテゴリ: 子育て
セレンディピティ(英: serendipity)とは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す。(平たく云えば、ふとした偶然をきっかけに、幸運を掴む事。)

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


昨日、長男が入試から帰ってきて曰く「あの数学は、塾で受験のテクニックを少々仕込まれたぐらいじゃ解けないと思う。奥が深いというか、いろんな知識を組み合わせて応用して、みたいな。あの問題を考えた先生、すごいよな。今まで自分が受けた試験の中で、あんな良問はたぶんなかったと思う」。

「受けさせていただく」側の分際で何をクソ生意気なこと言うとんねん、とは思ったけど、彼の中学3年間での数学の演習量はハンパではない(と思う。私だって中学時代はあんなに数学勉強してないし・・・・・)ので、まあいっちょ前に評論をかませる程度には進歩したんだし、合格しなくても値打ちあったわな~ということでその場は終了しました。

そしたら、今日の朝刊に掲載された公立前期入試の問題・解答と総評には「PISA(国際学習到達度調査)型学力をみるための出題」と書かれており、全国学力テストでの大阪府の子供達のあまりの成績不振ぶりに橋下知事が大激怒し、府教委にテコ入れをした結果が「論理的な思考・表現能力や知識を応用する力を試す」この出題、ということだそうです。

で、キミはちゃんとできたのか?
「全部解くには解いたけど。時間ギリギリやったな~」
あーなんかもう、結果見えてるなあ・・・・・

とか何とか言ってる長男ですが、おそらく不安と迷いがまだあるからか、いろんなことを吐き捨てるように(でもボソボソと)言い置いていきます。


で、私立を3戦全勝すると「公立高校第1志望にするんだったら、塾の特訓クラスは取らずに土日もっと余裕持って生活したかった」、「それやったら私立はすべり止めだけの1校受験でよかったから、あんなに無駄な勉強せんでもよかったのに」。

公立後期入試まであまり時間がない焦りと、私立入試で自分の予想以上の結果を出してしまった余裕とがごっちゃになって、よくよく考えたら矛盾したことを言っているような気もしますが・・・・・

要は、公立高校の入試は文科省の指導要領を超えた出題はないから、それを超えるような無駄な勉強はせず、最小の努力で最大の結果を得たかった(得たい)ということなんだと思いますが。

しかし、彼は易きに流れやすいので、もし塾の特訓コースとか取らずに時間に余裕があったら、副教科対策をしようとかそんなことは絶対考えないで単純にのんびりしてしまっていたと思います。特訓コースを受けなければ公立受験に重要な副教科4科目の内申点がオール10かそれに近い数字取れるか、って言われたら絶対無理だと思うもん。音楽とか美術とか「めんどくせぇ」な人が。

「受験や仕事に関係ない勉強は必要ない」と言い切る彼に、日記タイトルと冒頭にある「セレンディピティ」という言葉を贈呈したい。
今日の某テレビ番組でもやっていたし、検索ワードランキングにものぼるはずなので、ご存知の方も多いかと思いますが、何でもない些細な知識や経験の積み重ねや組み合わせが、大きな発見や結果につながる、またそれをつなげられる人の才能のこと。

わかりやすい例で言えば、ノーベル賞を取るような科学者の発見や、特許を取って巨万の富を得た発明が、結果として現れているものです。
それらは、どこかで偶然見つかった「幸運」ではなく、たくさんの知識や経験や失敗の中から得られた、見逃されなかった結果なのですね。

定期テストのように「範囲ここまで」と言われてそこだけ勉強しておけばいいのはあくまで学校生活の中だけのことで、大学や社会に出たらそういうわけにはいかないから。
何でも貪欲に吸収して、経験値を高めていって、それをどう組み合わせていくか。その「組み合わせる能力」も、どこかで読んだ話では30歳超えたぐらいから急に発達していくらしいし。

つまり、30歳までにその組み合わせるための知識や経験をある程度ため込んでおかないと、人生の中盤から後半がとってもつまらなくなってしまう。

あのノーベル賞取った小柴さんだって、「婦人雑誌で見たようなものでも役立つことがあった」とか仰ってたではないですか。

私立に行けばおそらく、中学からの内進組に追いつくための補習にも苦労しなくてすむはずだし、公立に行ったら行ったで上位合格してる子は当然それぐらいの知識は身につけているはずだから、「勉強がわからなくなって入学直後につまずく」きっかけをひとつでも減らせるのはラッキーだと思うんですけどね。

勉強のことだけじゃなく、私もこのセレンディピティに助けられることがよくあります。
うちの子供達3人がお世話になった保育園というのも、本来なら生活圏が全く違って関連性がないのに、職場にあった大阪府某市のタウンページと母子手帳の記事が私の中でリンクし、見つけることができたところ。

その時に自分の観察力や記憶力があったからと言ってしまえばそれまでなんですが、その某市のタウンページがたまたまその場にあったから見る(調べる)ことができたのだし、その保育園はその某市にあるわけでもないのに連絡先を掲載していたというのも幸運だったし、やはり「○○の神様ご降臨」、見えない力が働いたという方がしっくりくるような気がします。


ウダウダ言わずに頑張れ>長男





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Last updated  2009/02/27 06:50:29 PM
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