lunchmama&lunch

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2023.09.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
泥水がひいたあとは早く処理しないと土が固まって除去しにくくなるので休まずに掃除しなければならなかった。ありがたいことに人手に恵まれていたので、少しづつ泥水はなくなっていった。
今思い出すと、何日も何日もよく続いたものだと思う。
自分の場合、制作した130号大の作品がすべて泥水につかり、修復しようもなくなっていた、それに加えてその作品群の下は長年の間に積もったごみなどに水がつき大変な重さになっている、
さらに本箱、それらは下段はすべて水につかりずっしりと重い。

もうどれを保存すべきか選択の余地はなかった、浸水を覚悟したとき取り敢えず少しでも高いところへと大切な本、、といっても私の場合殆どが画集と絵画関係の読み物だけど。
その他の全集ものの画集などは水没することになった。
画材、それにまつわる道具類、カンバス地、小品、未使用のカンバス、紙の類、もう数えきれないほどの道具や資料、いちち選択する余地もなかった。みな水を含み額縁の類はばらばらになったものも多かった。
130号の作品は30枚以上あった、そして最後に何人かの手で災害ゴミとして破棄された。それらがなくなったあとの床は見るも無残にドロドロで悪臭を放っていた。

運んでくれた人達にもうしわけなくそして何十年かの分身ともいえる作品群に別れを告げる痛みにこみあげてくるものがあった。





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Last updated  2023.09.12 23:15:46
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