小さな不動産会社のBOSS日記

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21日、日曜日の朝、大学時代の親友であるKさんが、当社を表敬訪問してくれました。

Kさんは、そのために鹿児島からやってきたのです。

彼とは、あれこれ話を辿ると、この日、我々は、ほぼ三十年振りの再会だったようです。

これまで、賀状と時折の電話口での会話にさほどの変化もないなか、月日は経ち、しかし気がつけばあっという間にやり過ごした時。
もっとも、そのやり過ごした歳月を深く思ったのは八年前のKW君の死の知らせでした。

KW君が急逝した八年前。
奥さんからKさんと私にその知らせが届いたのは、その年の正月を過ぎ、初めて届かぬ賀状に「おや?」と思ってからしばらくしたある日。
すでに亡くなってから数ヶ月経っていました。

Kさんも私も、そのまま墓参の機会を失ったまま、結果、同様に三十年近くも会うことが出来ずじまいになってしまったのです。


ドアを開け「やあ お久し振り!」と入ってきた笑顔のKさんはちっとも変わっていませんでした。
不思議な感じでした。
そこにいるKさんとは、つい先日も一緒だったような・・
長い年月会っていないとはとても思えなく・・
忽ち三十年の隔たりなんか吹っ飛んでしまい、その場にあるのは、長い時を越え、まるでタイムスリップでもしたかのような、あの時代に共有した、私達の空間そのものでした。

大切な友人との再会は、言葉では言い表せられないほどの感激でした。
真の友とはこのようなものなのかもしれません。
そして快晴のその日、私達は亡くなってしまった友とも、感動の再会を果たすことができたのです。

一時間半ほどで到着した岡山駅では、Kさんと同級のYさんが出迎えてくれました。
当初、私とKさんで墓参にいくつもりが、今回の私達の再会同様、大学を卒業後間もなくから私達にも死んだKW君にも会っていなかった、共通の友人でもあるYさんにもKさんが声を掛け、急遽三人で行くことになったのです。


皆、大学時代に付き合った彼女と、卒業間もなく相次いで結婚しました。
我々は、互いに結婚式に出たりした仲なのです。
その後、それぞれの家庭に一子が誕生した頃に1度ばかり会ったきりで、以降は賀状のやりとりくらいで互いの状況を確認する位。
再会してみたい気持ちと裏腹に、ついつい年月は過ぎていきました。


岡山県津山市は、瀬戸内海側岡山と日本海側鳥取間を斜めに縦断する丁度中央位置します。


Yさんの車に乗せてもらい、のどかな山間、平野部をひた走ること1時間半。
やがて津山市内に入ると、簡易な地図を頼りに、路地を行ったり来たりうろうろ。
なんとか目的地付近の住宅街へ入り、ゆっくり車を進めながら、我々は何度もあちこちの表札を窺います。
その内、狭い一角を曲がろうとしたところで、庭先に女性を認め、三人とも一瞬どきり。
そこにはとても美しい若い女性が立っていたのです。
我々とも目が合い、すぐにふっとある思いが私の頭のなかをよぎりました。
ほかの二人もそうだったかもしれません。

その角を車が曲がりきるなかで互いにその家の玄関の表札を確認。
「ここ ここ!」と誰となく声を上げると同時に、もう一人の女性が出てきました。
車中ではもう三人とも湧き上がる気持ちのなかで、その女性とも目が合いました。
瞬間、その女性と我々の四人、三十年の時を越えながら、暗黙の内に互いを分かることができたのです。
間違いなく、KW君と付き合っていたあの時代の面影のままの奥さんだったのです。

青空が広がる快晴の下、近くの墓地まで移動した私達は、立派な墓前に立ち、我々と奥さんと、とても美人に成長されて嫁がれた娘さん、そしてお孫さん、皆で線香と花をたむけ、実に感慨深い再会をしました。

その後ご自宅で、近所にいるというKW君の弟さん夫婦も交え、しばし懐かしみながら歓談しました。
27歳になられるというお嬢さんの上に、お兄さんが一人とか。
互いに新婚時、奥さんの実家である日田に帰省の途中、我が家に立ち寄ってくれたときに生まれたばかりの子を抱いていたのはそのお兄さんだったのか。
そして、彼がもし娘さんの結婚式に立ち会えていたらどんなに喜んだことだと。

奥さんが用意して見せてくれたアルバムには、当時の我々が笑っていました。
私なんか、自分でもびっくり、今は、油性マジックの中太のようですが、鉛筆のような細身で写っていて・・
我々の記憶にあるのは、スマートで格好よかった彼の笑顔。
仏壇に置かれた死ぬ二年前という、彼の写真の顔はふっくらして、しかし、知る面影は当時のままに。
笑顔もそのままに、早くして立て続けに結婚した我々の時代はあの時と変わらず、
その後三十年も互いに会わずじまいなのに、こうして再会したKW君と我々三人は、年は取っても全く気持ちもあの時のままで・・

奥さんに又の再会をいいつつ別れ際、私は二歳になるというお嬢さんの娘さんを抱きあげてみました。
彼もきっとこうしてみたかったに違いありません。
そして、外に出て全員で記念写真も撮り笑顔で別れたのです。

しばしいろんな事を懐かしみ、話しながら、帰り際には、岡山市の隣町に住む、Yさんの自宅にも寄りました。
Kさんの奥さんとYさんの奥さんは学生時代の親友です。
女性陣は、旦那達の付き合いを昔からそっと陰で見守ってくれているのです。
そして、この奥さんはなんと、私と郷里が同じ。
当時は当然知るべくもなく、しかし、同じ小学校の1年後輩になるとか。

やがて帰りのとき、二人して岡山駅まで見送りにきてくれました。
Kさんと私が乗る新幹線の時刻が来て、Yさんはさりげなく「なんにもできなかったけど・・」といいつつ、売店で用意した手土産を私達に渡してくれました。
酒を飲む私には、缶ビールとつまみの名物「じゃこ天」をくれました。
その気遣いも私は嬉しくて嬉しくて。
なんにもできなかったどころか、この日、彼のお蔭で、見知らぬ町まで、スムースに行くことができたのです。

発車した新幹線の車中で、私とKさんは、互いに
「今日はほんとに良かったね・・」を繰り返したのです。
死んでしまったけれど、三十年の時を経て、我々友の縁を再び取り持ってくれたKW君。

KさんもYさんも、別れ際、「これから互いに夫婦共々、できるだけ会う機会を持とうよ」ということで一致したのです。

KW君の家族ももちろん、永遠に大切な友人のままであるに変わりはありません。

Kさんとは、小倉駅で堅い握手をし、笑顔で別れました。
その昔、Kさんも私も、互いに貧乏学生生活でした。
しかしあの日々は楽しく、「じゃあ また!」と手を振って互いにぞれぞれの安アパートに帰っていった時と同じ光景のような、この時の別れ。

私にとっては感動の、そしてタイムスリップしたかのようななんとも不思議な一日だったのです。

岡山1
行きの車中、自分は飲まないのに、Kさんが私の為にさりげなく用意してくれていた缶ビール。

岡山2
運転のYさんとKさん。

岡山3
やはり気遣いで、Yさんが帰り際に私に「車中で・・」と手渡してくれた缶ビールと名物「じゃこ天」。


Kさん達の事





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Last updated  2006年05月24日 23時04分38秒
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