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カテゴリ: 想い
母の日・・・

私の妹の一人は、誕生したその日の内に死んでしまった。

未舗装のガタゴト道を、小学一、二年だった私は、ボンネットバスに揺られながら田舎の実家に母に連れられて行った。

私に「入ったらいかん」と静止す母の祖母。
村の農家である、母の実家の薄暗い和室間の障子一枚隔てた向こうで、おぎゃあと泣いた妹の声を私は一瞬だけ聞いた。

その後はどれ位の時間が過ぎたのかは記憶にない。
なにやら産婆さん達の慌しい気配がして、結局その妹の束の間の生は終わった。

次の妹は、私が中学生の時に幼稚園児で亡くなった。
両親が随分可愛がっていた妹だった。


又、兄らしい接し方もしてやっていない。
家族との接し方においては、私の多分にその性質が苦手とさせていた。

およそ世間一般的な家族間の会話というものに比べ、私の場合はほとんど皆無といってよいかもしれない。

結局子一人に近い存在でありながら、その間、家の倒産や破産とその後も様々にあって、私の親子間の交わりの苦手さは実に永くその後も続いたままだった。

最も私が感謝の念を強く抱いている血縁のない祖母。

祖母は私のために小さい頃から朝早くから食事の支度をはじめよく気配りしてくれたものだ。

父の遠縁にあたる祖母には子供がなく、父を養子に受けたのである。

その祖母は、恵まれない環境に育ち、小さな頃からよその家に子守の奉公に出されていたのだという。

学校にも行けず、ろくろく読み書きもできず・・そんな祖母は、しかし縁あって酒問屋の祖父の下に嫁いだ。

独学で算盤、読み書きを覚えた祖母は、しかし、嫁いで間もなく未亡人となった。

その後、父が養子を迎えいれたのであるが、行き来もほとんどない遠い縁戚で、しかも新しきところに嫁いで間もなくの、それこそ縁も皆無に等しく、結局、ただただ居場所を当てがわれ、その後、私達家族の為に身の回りをあれこれ世話をする役目を担っただけのことだったようにも思えるのである。



結局祖母は、身寄りもない不遇をそのまま自分の自由というもののないところで選択せざるを得なかったのであろう。

ずっとずっと家族の食事から洗濯まで、まるで家政婦のように見えた祖母。
愚痴も言わずとても優しく、しかしなんの贅沢もなく、できず。

逝ってしまってもう十数年にもなるけれど、いまだにふと想う、彼女の人生。
何の楽しみもなく、ただ生きた人生。


かといって、当の祖母に私は、決して優しい言葉を出せることもなく・・。

振り返ってみれば、私は祖母に育てられたようなものだ。

もし、当時の私がもっと心の余裕を持って祖母と接することができていたなら、祖母は血は繋がらなくとも、その薄幸の人生において、私を生きている証としての糧としてくれたのではないだろうかと。

しかし、しかし、祖母をはじめ、両親、亡くなった妹に、
私は、私の性質から内なる想いと裏腹に、家族としての、投げかかる言葉を持たず、結局何等優しさを指し示す事はできなかった。

肉親故に持つ決して憎めきれない歯がゆさと、素直に交わりきれない自分自身への歯がゆさと。

結果に待つ、別れの寂しさ十分理解できながらも、しかし結局会話不足は解消できないまま父も数年前に逝ってしまった。

一体なんなんだろう・・肉親間のこだわり、そして照れなのか。
私の性格も困ったものだ。


生真面目だけが取り柄のような父に反して社交的だった母。
夫婦間もいろいろあったな。
協同できない夫婦の人生なんて不幸なものである。
いろんな想いが入り混じった家族の人生。

私は母に、手作りの料理を作ってもらったのは、唯一小学生の時の私の誕生日。
友達が遊びに来たその日に作ってくれたカレーライス。
唯一度の、私が経験した母の手料理だ。


昨日、ケーキ工房TOKIから、限定企画の母の日プレゼントが、田舎の私の母の元に届けられた。
手作りのとても素敵なもので、心よりこれで良かったと思う。

早速夕方、母から私の携帯にTELがあり。
母は電話口で「ありがとうありがとう」と感激に咽び泣いていた。

親から見る子としては、確かにコミュニケーション不足極まりなく親不孝であるかもしれない私。
しかし、子が親に迷惑を掛けたことはないと思っている。

電話口。
私は、相変わらず、もう何十年と続く、変えることのできない私で、
「わかったわかった。今忙しいからもう切るよ」と
最も苦手な、こんなやりとりを、そそくさと閉じてしまうのである。
まいったな~~。^_^;

しかし曲がりなりにも少しは果たせた子としてのこの機会。
それをつくってくれた ときさん に、今回は大感謝なのである。

こんな機会がなければ、改まって気恥ずかしい。
私にはできっこない。

プレゼントは二つ。
もうひとつは近くにいる妻の母へ。

しかしながら、今もって強く思う。
私が大好きだった祖母にもうひとつプレゼントできたならと。

一番よくしてもらいながらも、何の返礼もできなかった私は、今だったら、その薄幸の人生に、「やはり生きていて良かったと」思わせる、たっぷりの私なりの優しさを与えてあげれたかもしれない。

そして、その祖母の笑顔を見ることができたなら、どんなにか私自身嬉しいだろうと。


toki



もうひとつの記憶





壮絶な人生体験を乗り越え、天命を成し遂げようとしている、
我が心友の 7777ハリーさん
生きる勇気をもらえます。

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simumi
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Last updated  2007年05月13日 15時45分15秒
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