2007年04月17日
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 「ダナーク魔法村はしあわせ日和」シリーズは、首都警察特務課でバリバリ働いていた主人公のイズーファ・クライン(22歳)が無理矢理ダナーク村の警察署長にされてしまうというストーリーです。22歳の若さなのに事件が全く起こらない田舎のダナーク村へ強引に転属させられて不満に思うイズーですが、警察官として命令を無視するわけにはいかず仕方なくダナーク村へやって来ました。そして、イズーは警察署長の責務を果たすため真面目に仕事をしようとします。ところがダナーク村は村長兼魔女長のアガートが絶対的な権限で村の皆をまとめていて警察官としての仕事が全くない大変な所だったのです。さらに顔見知りで身内同然の者ばかりのダナーク村ではめったなことではトラブルも起こらず、もしトラブルが起こっても魔法が原因であるならイズーでは解決できません。また、ダナーク署にいるイズーの部下は仕事をしないグータラ署員ギャラントと昆虫やガールフレンドと遊ぶことしか考えていない嘱託員シーカー、透明人間の事務員サリーの3人だけなのです。それでもイズーは警察署長として村の平和を守るため真面目に働こうとします。
 ひみつの魔女集会が開催されることになるのですが「魔女以外の外出は禁止」という厳しい掟にも関わらず違反者が出てきてしまうのです。怒った魔女たちは魔女裁判(魔女を裁く裁判ではなく、魔女たちが裁く裁判です)を開いて違反者シーカーを魔法鍋で煮込んで膏薬にすることを決定します。ビーたちからシーカーを助けてほしいと頼まれたイズーは、シーカーを救うためビーとともに魔女長アガートの課した試練に挑むことになるのです。魔女の掟、魔女たちの伝統、魔女の試練など部外者のイズーが部外者だからこそできる方法でシーカーを助けようと奮闘するのがとても面白かったです。今回ダナーク村の人間関係や掟など複雑な所もありましたが、愛すべきキャラクターのシーカーや辛いことがあっても頑張るビーなど登場人物たちの活躍が良かったです。
 ジャンルは、ど田舎魔法コメディ・ファンタジー。コメディやファンタジーが好きな人にお薦めです。<終>

ダナーク魔法村はしあわせ日和シリーズ





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最終更新日  2007年04月17日 17時23分16秒
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