2007年04月25日
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 「ぼくたちには野菜が足りない」シリーズは、農業を愛し農業人口を増やす努力を続けている主人公の上原一馬が大根畑に落ちて来た宇宙人の少女コペルと結婚を前提に農業の指導をすることになるというストーリーです。宇宙人のコペルにはお尻の所に緑色の野菜のヘタがついていて「家族以外の異性にヘタを見られたらその人と結婚をしなければならない」のです。また、相手が結婚を拒んだ場合はその相手を殺さなければなりません。こうして尻のヘタを見た一馬とヘタを見られたコペルは、結婚を前提とした同棲生活をすることになるのです。しかし、コペルは「地球に農業の勉強をしにきた」にも関わらず野菜を食べることができなくて一馬は「農家の嫁になるには未熟すぎる!」と結婚を拒否します。そして、結局「コペルが野菜を食べられるようになったら結婚する」ということで話がまとまることになります。
 当然、コペルとみのりの間で一馬をめぐる恐ろしい争いが繰り広げられると誰もが思うのですが、何故かダメダメなコペルをみのりが助けることになっていきます。また、農力(農作物を育てるために利用できる超能力のことです。一馬には鍬を光輝かせる農力があります)のことで一馬たちは宇宙人の管理官シイと対立することになります。「野菜と心が通じ合う部分があって可哀相で野菜を食べられない」コペルと「農業の普及と農業人口を増やすため頑張る」一馬、そして「一馬が好きという自分の気持ちに素直になれず、コペルを応援してしまう」みのり。3人が繰り広げるちょっと奇妙でおかしな恋愛バトルが楽しかったです。また、ストーリーの中にためになる野菜知識がたびたび紹介されているのが興味深くて良かったです。
 ジャンルは野菜SFラブコメディ。SFやラブコメディが好きな人にお薦めです。<終>

ぼくたちには野菜が足りないシリーズ







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最終更新日  2007年04月25日 17時06分29秒
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