2007年08月20日
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 「灼眼のシャナ」シリーズは、主人公のフレイムヘイズの少女シャナと存在の力を奪われてトーチ(存在の残りかすを利用して作られた人間の代替物のことです。急速に存在が消えると世界にダメージがあるので徐々に存在が消えるトーチが作られます)となってしまった少年・坂井悠二が襲い来る「紅世の徒」たちから御崎市を守ることになるというストーリーです。「紅世の徒」とは異世界の住人のことで人間たちから存在の力を奪うためこちらの世界にやって来ます。そして、フレイムヘイズとは世界のバランスを保つため「紅世の王」たちから力を与えられた者たちのことで「紅世の徒」たちを倒し狩ることを使命としています。トーチとなった悠二は本来すぐに存在が消える運命にあったのですが、転移してきた宝具「零時迷子」を宿していたため存在が消えることなくシャナと協力して「紅世の徒」たちと戦うことになるのです。そして、悠二は戦いのたびに素晴らしい機転や作戦でシャナをはじめとするフレイムヘイズたちを手助けすることになります。また、シャナは行動を共にするうちに悠二のことが好きになってクラスメイトで恋のライバルである吉田一美と恋のバトルを繰り広げることになっていきます。
 シャナと吉田一美は互いに悠二が来ることを願いながらそれぞれの約束の場所で待つことになるのですが、「仮装舞踏会」(バル・マスケと呼びます。多くの紅世の徒たちから成る巨大組織です)に属する「紅世の徒」たちにせっかくの計画を邪魔されてしまいます。そして、人々を人質にとられた悠二はおとなしくザロービに従うふりをしながら的確に状況を分析し、反撃の機会をうかがうことになるのです。力は弱いが自分そっくり分身を4人操るザロービ、どこかに隠れながら強力な遠隔攻撃を狙うビフロンス、そして不死身と思える頑強さや厄介な攻撃方法を持つ因縁の強敵サブラク、など「紅世の徒」たちが連携した巧妙な罠を次々と打ち破る悠二の活躍がとても格好良く痛快で大変面白かったです。また、この巻のラストは思ってもみない衝撃的な展開でものすごく驚かされました。
 ジャンルはアクション・ラブコメ・ファンタジー。アクションやラブコメディが好きな人にお薦めです。<終>



灼眼のシャナシリーズ(一部紹介 紹介されてない5の倍数の巻は番外編・外伝です)
















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最終更新日  2007年08月20日 17時07分32秒
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