September 15, 2026
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カテゴリ: 六弦黙示録
■エイジングの更なる追い込み



しかし、飽くなき追求心が途絶えることはなく・・・気になる点があるのでした。

・ブラスパウダーの緑青を加速させたい。
・ネック裏をもっと大胆にエイジングさせたい。
・コントロールノブをもっとボロくしたい。
・指板インレイの経年変化を演出したい。

ブラスパウダーに関しては
『 緑青が発生する本物のブラスパウダー(真鍮粉)を採用しているので使い込むことで経年変化を楽しめます。 』


1950年代のヴィンテージギター(若くても70年代)でユーザーが求める雰囲気の緑青が発生しているのを逆算すると、 少なくとも50年はかかります。
つまり、ブラス素材的には間違いではありませんが、表現としてはあくまで商売上の戯言・・・半ば死後の世界。 死後の遺産なのです(謎)

  

この時間経過によるリアリティはそう簡単に表現することは出来ません。しかし、物理的に老化は早めることはできる!
ということでリスク承知で塗装面に塩水を塗り込み、バーナーで熱を加えて強制的に酸化させてやりました。燃えろぁああ!!!
施工後は変化が! クラックの割れ目から緑青がじわっと滲み出ている(・∀・)!?

・・・結論、マニアなら気付く変化はありましたが手間とリスクに対して効果が乏しく、期待する程では無かったのでもうやりません。
もしかしたら、今回の作業以降に変化が期待出来るかもなので、変化があったら効果絶大!とします。今のところは絶妙な変化。




ネック裏に関しては過去以上にスクレーパーで大胆に塗装を剥がします。
数十万円もする高級ギターのネックを気構えなく削る度胸があれば簡単な作業です(笑)


  

単に削るだけでは『加工してます!』という雰囲気が不自然なので紙ヤスリ等でラッカーと露出した木部の境界線を滑らかに仕上げ、

そして、気が狂ったかの様に無我夢中でTシャツやら何やら適当なもので摩擦を加えて艶を出す。※艶は経年と共にまだまだ増すはずです。
・・・以前よりも豪快に弾き込まれたヴィンテージネック風に仕上げました。


  

指板インレイ・・・お分かりいただけるでしょうか?

ポジションマークの角部を少しだけ茶色にグラデーション着色することで50年代に採用されたセルロイド材の経年変化を演出してみました。

指板も強制的な摩擦を与え続けることでご覧の黒光り。ハカランダの雰囲気すら感じます(笑) ※写真よりも実物は艶々しています。


  

お次はコントロールノブ。

現状の “Montreux Time Machine Collection” は満足していましたが、全体のボロさが増したのでノブが綺麗に見えて違和感が出てしまいました。
そこで最高峰のレプリカパーツの大御所とも言われる “DMC Dead Mint Club Top Hat Knobs” に交換。エイジング技術が半端なくリアルです。
この質感や形状は加工や着色でも簡単に再現出来るものではないです。どうやってるんだろ。。分かる人には分かるヤバさ。。
・・・普通の人が見たら古くて汚い臭そうなノブ。それが凄いのです(笑)






引き続き、使用に伴う進化(退化)は続きますが、今回の大胆なブラッシュアップ(特にネック)は完成とします。
カスタムショップでは出来ない自分の時間という人件費をかけたエイジング加工は我ながらクオリティが高いと自画自賛。
ちなみにコチラのレスポールは某SNSで 元WHITESNAKE の Doug Aldrich氏からもお褒めのメッセージを頂いたお墨付きです。





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Last updated  September 24, 2026 01:17:58 PM
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