ブレインデッドのおきらくごくらく日記

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トイレに関するブログを集めてみた

2004/08/29

この映画、テーマがね、重すぎです。

作品中では、戦争を肯定も否定もしていない。
しかし、今回のイラク戦争は完全否定している。
この戦争は誰の為の戦争なのか？このことを考えていくとブッシュ批判と結び付いていく。
これが一番言いたいことだと感じた。

貧民層の若者たちが戦争に徴兵されていく
約２９０名の上院議員の子供で戦争に行ったのは１名だけ。
富を持つものが更なる石油利権を求めての凶行。
その代償は学費も仕事もない若者たちの命で購わられている。

お金で命は買える。

映画のラストは「もうブッシュにはだまされない」と締めくくられていた。

この映画、本当に怪我をしている人や死んでる人映るからダメな人は気をつけてね。
両腕がない負傷兵がベットでインタビューを受けていて「黒い家」を思い出した。
なくした腕がいまだに痛むそうです。

遺族の人たちにもインタビューしてるけど、これが泣けます。
ま、おいらは泣くほどまで行かないけど女性で泣いてる人けっこういました。

【おいらがにんまりしたところ】
・議員の皆様にお子さんを戦争に行かせませんか？とインタビューするところ。
先生方の逃げっぷりが、ス・テ・キ・！

・アイスクリームを販売する自動車を借りて、
車の拡声器から書面を読み上げるシーン。
自動車の持ち主と交渉しているシーンもあって、にんまり。

ＴＶドラマ「アメリカン・ヒーロー」（主演：ウィリアム・カット）の主題歌が聞けたこと。
間違ってないと思うけど、観た人いたら書き込んでください。

・この映画、音楽が多く使われてます。
曲名がわかればもっとその場面での皮肉とか意味するところがわかる仕掛けになっていると見た。

・映画を観終わって次回の大統領選が楽しみになった。

にんまりとしなかったけどちょっと感じたこと。

・日本人の拉致映像が入っていた。家族は彼を殴ったのだろうか？

・ヘリが墜落したため息子さんを亡くしたお母さんが出てるんだけど、
不幸がある前にも取材してインタビューしていた。
つまり、映画には使われなかった事前にインタビューしていた家族が無数にあるだろうことが考えられる。
※このニュースは知っていたので、なんか妙な感じがした。

・映画の文脈の中にでてくる、ブリトリーが思いっきりばかに見えた。
「ボウリング」での、マリリン・マンソンの存在感とは雲泥の差だ。

【マスメディア】
映画の出だしでは、ブッシュに当選疑惑があったことを教えてくれた。
おいらはこのことまったく知らなかったよ。
投票ではなく、マスメディアの力で当選したのではないのか？

マスコミの活躍で田舎に住むおばちゃんまで、テロを心配してるんだ。
最初は冗談かと思ったけど、半分は本気とみたね。

とにかくいろんな視点、切り口で語られているので
映画では知ることのできないアメリカを前作同様みることができるという意味でお薦め。

【希望】
アメリカ社会と肥満をテーマに作って欲しい。
マイケル・ムーア自身もダイエットしてどんどんやせていけば面白いのにな。

【ボウリング・フォー・コロンバイン】

「華氏９１１」とどちらが好きかといえば、「ボウリング」の方が好き。
「サウスパーク」の製作者による、アメリカの銃の歴史アニメが面白いし、なるほどとためになる。

この映画やらせはあるが面白いよ。映画ファン必見です。
気象観測用ロケット（？）をあたかも大陸間弾道ミサイルのように説明してるところとか。

【アメリカン・ヒーロー】
宇宙人から、スーパーマンスーツをもらう（「パーマン」といっしょ）が説明書をなくしてしまったドジな先生が主人公。
ちゃんと空を高く飛べるようになったら人気が下がってしまったそうだ。
ホラー映画ファンには、ウィリアム・カットは「ガバリン」（1986）の主人公といったほうが通じるかな。