ブレインデッドのおきらくごくらく日記

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2005/09/30

「ハサミ男」小説ならではの醍醐味が味わえるぞ♪

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100642)

カテゴリ：本（マンガ・小説）

読んだのは２度目です。
いやー、やっぱり面白い。ただ、一度目の技巧の凄さに感心ってのはないですがね。

この話、ジャンルは推理ものです。
探偵小説といったほうが良いかな。
不勉強なのでこの小説の主人公と同じ設定の探偵って知らない。他の作品でもあるのかな？
もっともおいらがひかれたのはサイコものとして古本屋で買ったのでした。

説明すると、この小説の探偵役がタイトルにある連続殺人鬼のハサミ男なのです。
この殺人鬼が３人目の犠牲者を尾行しチャンスを窺ってたら、
他の誰かに先を越されてしまったのでした。

推理ものはあんまり読まないのだが、とにかく読んでよかったと思える本でした。
読まない理由は、こいつが犯人だと思って当たったためしがないから。
当然「ハサミ男」も当たらなかったけど、
いろいろ「こいつが犯人では？」と想像できて楽しかった。
外れても気持ちよくだまされたので爽快感すら感じた。

今回は２度目だったので伏線を楽しめた。
推理もの好きの人にはお薦めの本です。

ちなみに豊川悦司で映画化もされてます。
まだ未見なので、このトリックをどうアレンジしたか非常に気になる。

〔2008/03/04追記〕
2007年に見ました。わりとがんばって作ったと思います。

監督の意向でしょうか、ハサミ男を救済したかったんでしょうね。

ついでに書いておくと、探偵がゾンビって推理小説もあります。
おいらは面白くなかったけどね。
世界中で死者が蘇る中で犯人探しですよ。
殺された人も後ろからやられたので犯人の顔を見てないとかで犯人を捜してくんです。

「メメントモリ」という言葉をおぼえたけだけだった。
「生ける屍の死」って本です。
おいらには「このミステリーが凄い」になぜ上位ランクされるのか、さっぱりわからん。

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