フリーページ

2004年09月25日
XML
テーマ: ネパール!(44)
 全く本当に嫌になってしまう。また熱だ。昨日の状況でもう山を越えたと思っていたのにまた熱だ。本当に僕の体はどうなってしまったのだろう。僕はまたもや朝からベットでうんうんと唸っていて、外へも出れない。昨日の状況を知っているみんなは、僕はもう当然回復しているだろうと思って、僕の部屋を訪れてくれない。最悪だ。

 朝から何も食べれないし、起きあがれもしない。この白熱病というのはいったいどんな病気なのだろうか。そんな時、ひょこっと「胡椒マニア」が顔を出してくれた。そしてまた倒れている僕を見て驚愕している。例の医者に連絡してもらうが、どうしても連絡が取れない。そんなこんなしているうちに時間はもう夜の7時になってしまっていた。相変わらず体の調子は最悪だ。

 ついにホテルの人が痺れを切らして、別の医者を呼んでくれる。今度の医者は初老の医者で僕の様子を見て全く違う診断を下した。「おまえは別に白熱病なんかじゃあない。ただ扁桃腺をはらしただけだよ」僕は喉が痛いと言った覚えは無い。なんとなくかゆい気がすると言ったら、かれはしてやったりという顔をして、僕の喉を見てうなずいてからそう言った。なんだかこの親父も信用できない気がする。扁桃腺を腫らした経験は何度もあるが、こんな症状ではなかった。けれどもここはネパール。郷においては郷に従うしかない。彼は僕に注射をすると行って、薬を買いに出かけていった。そしてその間に僕に水を1リットル飲みきるように宿題を残していった。

 今回は「胡椒マニア」も「お祭り兄ちゃん」も付いていてくれていたのだが、その宿題を達成させる監視役を仰せつかってしまい、彼らまで僕に「水を飲め飲め」言ってくる。けれどもそんなに水ばかり飲めるものでもない。こっちはちょっと吐き気までするのだ。

 医者は大量の薬と注射液を持って張切ってかえってきた。そして薬を調合して手の甲のところに太い注射を打ち込む。そしてまた大量の薬を飲ませる。けれども僕は吐き気が続いていて、その後更にまた水を飲むよう迫るものだから飲んだ薬をほとんど全部吐き出してしまった。けれども医者は「ノープロブレム」と澄ました顔で帰っていく。帰りがけに医者は恐ろしいことを言って行った。1リットル入りのペットボトル2本を指して、「これを全部飲みきるまでは寝てはいけない」というのだ。おいおい、それはないぜという感じだ。

 「胡椒マニア」も「お祭り兄ちゃん」も僕に同情はしてくれたが、それでも一本飲み干すまでは許してくれなかった。彼らは僕のために2時過ぎまで寝ないで看病してくれた。もうこれには感謝感謝である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年04月16日 05時35分11秒
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

のりtokyo

のりtokyo

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

アオミドロ@ すっげぇ楽チンだぜ(笑) 夢の副業生活突入~~!!! 最近は毎日別の…
マラ太郎@ ごっそさんでしたぁ――!!(゚∀゚) 最初不安だったけど、「忘れられなくして…
トロちゃん@ チョロいもんですわww いやー、マジでいい思いしまくりスww …
FX太郎@ アフィリエイト卒業~~!! だってちまちま稼ぐなんてやってらんねェ…
ぷりたん@ 超ラッキー!(* ̄ー ̄) 今まで風イ谷に金出してた俺って超バカスww…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: