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2025年07月31日
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このようなプレスリリースは会社が関与していなく、一部の者が行った不正が発覚したような記載をするケースが多いかと思いますが、オルツについてもその例に漏れず・・・と言った感じです。そもそも、売上高の9割以上が循環取引で不正に嵩上げされているのを考えると取締役が関与してないわけがなく、企業としての実態がほとんどなかったと言っても過言ではないでしょう。また、このようなデタラメな経営(経営と呼べないような内容ですが・・・)をしていたのを考えると民事再生法の認可が下りる可能性はほぼなく、自己破産へと移行すると予測しています。

オルツの責任が多大であるとしても、東京証券取引所も上場審査に於いて、これだけの規模の不正を見抜けなかった事は猛省すべきであり、ただ書類審査をして通過させたようなものです。先日の日記に書いたように売上高に対して広告宣伝費が過大過ぎであり、この内容を精査すれば今回の事態は見抜けて当然です。(素人の私でさえ不審に思うのに「金融のプロ」が見抜けなかったと言うのは素人未満と言う事です。)

また、今朝の新聞にオルツの主幹事を務めた大和証券グループ本社CFOが「投資家に損失が発生したことは遺憾だ。(自社の審査体制については)適切な審査体制が構築されていると認識している。」と述べた旨の記載があります。上場企業のCFOがこんな事を述べているなんて開いた口が塞がらないですね。売上高の数%程度の不正ならまだしも、本当に適切な審査体制が敷かれているのなら売上高の9割以上の架空計上を見逃すわけがなく、責任逃れも甚だしいです。自社の失態をキチンと認め、二度とこのような事を引き起こさない決意表明をするのなら投資家も少しくらいは納得いくと思いますが・・・審査能力が欠如している・無能としか言えません。この証券会社には私の関係者が痛い目に合わされており、元々の企業体質に懸念を持っていましたが、今回の一連の流れを受けてその思いがより強くなっています。大手の証券会社だからと言う前提以前に、自分が信頼できる会社かどうか見に分けるのが大切だと思います。

投資の基本的な考え方として、投資家はリスクを取った見返りとしてリターンを享受しているのであり、投資の前提となる財務諸表がデタラメでは話しになりません。市場の健全性を高め、さまざまな投資家に信頼してもらう市場形成をするのは取引所や大手の証券会社、しいては「金融のプロ」の仕事だと思います。その対価として報酬を得ているのですから。それがこのような大失態を演じ、責任回避とも取れる発言をしてオルツのみならず関わった金融業者ももっと自覚・猛省すべきです。

どんなに金融知識や経験があっても、投資した結果として損失を発生させたのなら「その投資は失敗だった、能力が無かった。」と言う事だと思っています。以前にある証券会社の営業マンが民主党政権時代の右肩下がり経済下に於いて「今の市場では皆負けているから仕方ない。」と責任回避と取れる発言をしていました。私は当時些少でしたが損失を計上させなくボーダーライン上で辛うじて利益を出せていました。なので「どんな経済下に於いても利益を出すのがプロ」だと思っていましたが、どうも業界関係者の発言などを総合的に判断すると「損失を発生させたら上手に自分の責任を回避して他に責任転嫁するのがプロ」なのではないかと思うようになりました。まあ、そうじゃないとこの世界で生き残っていけないのでしょうね。

投資家は自分の投資成果が資産の増減として100%自分に返ってきます。なので私の場合は優待狙いで楽しみで投資する部分はともかくとして、主力・準主力レベルで投資する銘柄については出来るだけ詳細な部分まで調べて納得した企業にのみ投資しています。それでも失敗するケースはありますが、投資全体で見た場合にこれだけのパフォーマンスを出せているのは投資に対する向き合い方かなと思います。「金融のプロ」と言われている方々は自分の考えが失敗したとしても自分の懐が痛むわけではなく、責任回避すればいいだけなので真剣度が違うのだと思います。

お恥ずかしながら、私も今までに投資でいくつもの失敗をしてきています。投資を始めた当初はカブトデコムと言う北海道の不動産会社に投資をして、1130円位で300株投資して1.2カ月後には100円台で売った記憶があります。その後投資を考えていた日本データ機器が黒字決算だったのがいきなり倒産(これは倒産するのが後1週間遅かったら投資していた可能性が・・・)。また、菱和ライフクリエイト・スルガコーポレーションは反社会的勢力との関わりにより倒産、少額投資でしたがライブドアも上場時の有価証券報告書の偽造、ウチダエスコは利益操作、三協フロンテアも不適切会計、最近ではダイワ通信なども不適切取引・・・と色々あります。今の投資方針からしたら少なくともカブトデコムには投資していなかったですし、日本データ機器も株価水準が高いので投資対象外だとは思います。でも、菱和ライフクリエイト以降に記載した銘柄については見抜くのは難しいと思っています。(まあ、今も不動産会社への投資は慎重になっていますが・・・)

投資をしてない人からしたら「楽して儲けて・・・」と思われているでしょうが、実際はそんな事はなく「リスクを取ってリターンを得ている」業界でとても厳しい世界だと思います。生き残っていくためにも「基本に忠実」に、目先的な欲求で道を踏み外さないようにしていきたいです。





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最終更新日  2025年07月31日 09時50分04秒
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