与乃登の霊障日記

与乃登の霊障日記

2006年08月07日
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与乃登へご相談をされた方の中にはこんな方がおられました。

若い男性が相談に来られました。

与乃登「どうされました?」

思い詰めたような顔をして黙っていた。

与乃登「よほど深刻なご心配事でもおありですか?」

男性 「あの、笑わんといて欲しいんですけど。」

与乃登「は、どないしました?」

男性 「死に神を見たのです。」

与乃登「あ、そうですか。」



男性 「驚きませんか?」

与乃登「死に神ぐらい、どこの病院にも、うろうろしてまんがな。珍しいことおません。」

男性 「でも、マントを着て鎌を持ったヤツですよ。」

与乃登「うーん、それは珍しいかも。」

スーツを着たヤツは見かけたことあるけど、伝統的な西洋の死に神ねぇ。今時ねぇ。

男性 「実は僕の死に神なんですよ。もう死ぬんでしょうか。」

与乃登「さし迫った死の匂いはありませんけどねぇ。」

男性 「じつは僕、おぼれて死ぬんですよ。」

与乃登「ほぉ、それはまた何故?」

男性 「昔、付き合ってた彼女をふったら、自殺されまして。その遺書に僕はおぼれて死ぬと書かれてあったんです。」

もう、ややこしいヤツだな。



与乃登「分かりました、視てみましょう。」

早速、神前に座り、霊視に入りました。

まず、男性の守護霊を呼んでみた。

おや、おかしいな、誰も出てこない。
ほほぉ。相当なワルか?こいつは。


しかたない。
自殺した元彼女を呼び出すか。

あれま。彼女も出てこない。
しょうがないな。

短い祝詞をあげ、問題点を視た。

そうか、こいつは救いようのないヤツだな。
女を泣かせる常習犯か。
さすがに怖くなったか?

与乃登「あんた、相当、女を泣かせたね?」

男性 「いや、まぁ。若気の至りですよ。」

与乃登「死に神も、あんたの恐怖心が呼んだね。」

男性 「え!そんなことがあるんですか?」

与乃登「死ぬかも知れないって考えていただろう?」

男性 「はい。」

与乃登「だから姿を見せたのだよ。近くにお参りの出来る神社仏閣はないか?」

男性 「あ、近くに比較的大きい寺があります。」

与乃登「何を祀っておられる?」

男性 「さぁ、愛染さん、と呼んでますけど。」

与乃登「ちょうどいい。愛染明王に今までの所業を謝っておいで。」

男性 「え!謝るんですか?」

与乃登「胸に手を当てたら、謝る内容がいっぱいあるだろう?」

男性 「えぇ、まぁねぇ。」

与乃登「これに懲りて、まともに生活しなさいよ。」

男性 「はい、分かりました。気をつけます。」

ホントだろうか?と思いながらも、男性は安心したように帰っていった。

しばらくして男性の友人から電話があった。

友人 「彼が入院したんです。様態が良くなくって。」

与乃登「なんですって?まさかおぼれたんじゃないですよね?」

友人 「いえ、違います。」

この続きは明日と言うことで。









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最終更新日  2006年08月07日 19時19分19秒
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