PR
Calendar
宮古島に移住して
映画「島の時間」 ( 中学生監督作品)
10月24日(土)、台風20号が接近中の日に、マティダ市民劇場で午後3時半から映画会がありました。
沖縄市立東中学校2年生の仲村くんが家庭用ビデオカメラで撮影した作品です。
舞台は宮古島の南西に浮かぶ来間島で、出演者・スタッフは宮古島の小学生・中学生です。
なぜ宮古島なのかといいますと、
宮古島の映画館「シネマパニック」の店主:下地氏が県内のある映画関係者のブログを見ていて、
仲村君が小3から映画を作りだし、企画・製作・宣伝・上映まで大人の世話にならず友人たちとやっている
事を知り、仲村君のブログにコメントを入れたのがキッカケで、今夏、上映会を宮古島で行いました。
(8月22日に私のブログで紹介・・・参照ください)
その時、下地氏より「宮古で映画を撮らないか?」と問いかけられた仲村君が快諾し、できたのが「島の時間」です。
完成披露の意味も込めて、一番最初の上映会を宮古島でやろうという事になり、
上映実行委員会ができました。
共催として宮古島市教育委員会・宮古地区PTA連合会が名を連ね、
宮古島市、宮古島市商工会議所・青年会議所・観光協会などが後援
航空会社やホテルなども協賛するなど、市を挙げての行事になって行きました。
会場は市内最大の劇場で、24日に2回上映です。

(続々と詰めかける観客たち)

(開演前の様子・・・ピンボケでした)
作品の内容は、
「島の学校に通う6人(全校生徒)はいつも一緒に学び・遊んでいましたが、夏休みのある日、一人の子が那覇に転校する事が分かります。
その子のため、“貰った人もあげた人もと幸せになれる黄色い貝”を探す5人。
苦労の末にやっと見つけるが、急いで渡しに行く途中で橋の上から落としてしまう。
それを知った転校生の子は言います。
「貝がなくても皆の事を忘れない、ずーと。」
監督はじめスタッフ全員が小中高生、主な出演者は全員小学生。
事前に綿密な計画を練っているので、素晴らしいのは当然でしょうが、

(監督自作の「つくりかた」紹介)

上手下手の前にあるピュアーな感性が映像を通して感じられる作品に仕上がっていました。
会場を埋めた数百人の観衆が壇上の仲村君たちに万雷の拍手を送っていたのも、頷けます。
苦労話の披露や、裏話映像の上映のあとは、
(中央が仲村監督、右が同級生:音響担当の池味君)
挿入歌を提供したハーベスタのミニコンサートです。

(思いっきりのピンボケで、スミマセン
![]()
)
ヒット曲の「Onetime」「一期一会」を聞いた後、
監督・出演者・スタッフが舞台上に上がり、観客も含め全員で「かっとばせ!サトウキビ」を立ち上がって歌います。

歌詞の「かっとばせ!サトウキビ。この島から世界中へ」を繰り返して熱唱。
そして、
「 かっとばせ! 島の時間 。この島から世界中へ 」
と歌うことで、
参加者全員の気持ちが、『若い力への期待と、明日に向かう勇気を持てた』と感じた瞬間でした。
【最後に】
若者たちの可能性とエネルギーによって
多種多様な 花が開くよう、
私たち大人がサポートしていきたいものです。
陶板画:躍動する宮古 Apr 28, 2016 コメント(2)
葉タバコと宮古上布 Apr 27, 2016
Comments
Keyword Search