Rheumatic diary

Rheumatic diary

2005.11.30
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 若いころは、パタンナーという仕事をしていました。デザイナーが描いたドレスの絵に基づいて、布を人台(ボディ)にピンで留めつけたり、縫ったり切ったりしながら型紙を作るという、主に指先を使う仕事でした。とてもやりがいのある毎日でしたが、リウマチになってからは、しだいに指が使いにくくなり、脚も悪くなってきて、パタンナーはできなくなってしまいました。
 好きな仕事をあきらめるのはとてもつらかったけれど、いざ気持ちを変えて、わたしにもできる別の職業を考えはじめました。そんなある日、パソコンができれば家にいながらにして仕事ができると知り、思い切って、パソコンを購入しました。パソコンなら、たとえペンで文字を書けなくてもキーボードを打てば遠くの人とのやりとりができ、また、外出が困難でもインターネットで情報収集がカンタンにできるのですから、こんなすばらしいツールを使わない手はありません。とはいうものの、年のせいか?習得にはかなりの時間を費やしました。いえ、年のせいのみならず、もともとパソコンには苦手意識が強かったからでしょうね…でもあきらめることなく根気よく続けました、なにしろ「これしかないっ!」のですから。そののち、何人かの障害者仲間とグループを組んで仕事の獲得に乗り出し、今日では、東京の出版社から仕事をいただけるまでになりました。
 わたしはリウマチになったために失ったことがいくつもありますが、反対に、リウマチになったからこそ得られたものも、数え切れないほどあるのです。かつては思いも及ばなかった出版の仕事に関われるようになったこともそのひとつですし、なにより人々の温かさや家族の絆に感謝の念をいつも抱くようになりました。さりげなく気遣っていただいた喜びは、健康だったころの何倍もジンと心にしみてきます。そして、わたしも、ささやかながら、どなたかのお役に立てるならうれしい!と、つねづね心に思っています。


12月1日、町主催のパネルディスカッション
「障害者の人権について」 参加メッセージ






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最終更新日  2005.11.30 20:16:55 コメントを書く
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