Rheumatic diary

Rheumatic diary

2006.05.05
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カテゴリ: パソコン&仕事


 アロマテラピーについて調べていたら、ある自然療法のお店からいただいた季刊誌に、この本のことが紹介されていました。主人公カドフェルは、修道院の薬草畑を管理していて、育てたハーブで人々の治癒を助けたり、殺人犯を名推理によって探し当てたり…という紹介文を読んだとたん空想がふくらみ、もぅ居ても立ってもいられずにさっそく本屋に注文してしまいました。そののち、イギリスでテレビドラマとして制作されたカドフェルが、NHKのBSで放送され人気を博しました。我が家にはBSは入らないので、妹にビデオ録画してもらって観たんですけど、小説を読みながら浮かんできたイメージとぴったりの映像には、不思議な感覚、まるで行ったことある場所みたいな。
 このシリーズはミステリーなんです、でもただのミステリーではなく、ウェールズの素朴な情景が美しく描かれてて、また登場人物たちの人柄に惹かれ、読みながらこころ打たれることたびたびという読みごたえタップリの秀作です。シリーズは全部で20巻、どのタイトルもワクワクものなんですが、中でも「秘跡」がいちばん印象に残っています。こんなにまで忠誠を尽くして生きられたら、悔いなき人生になるのだろうなぁ…しみじみ感動いたしました。

 わたしはパソコンに没頭してからというもの、読書からは遠ざかりましたけど、1年経過したころにネットで デジタル書店「グーテンベルク21」 を知りました。ここはヨーロッパの古典文学を揃えていたために関心をよせたのですが、でも最終目的は、この出版社から何か在宅での仕事をもらえないだろうかともくろんだからなんです。そして代表者(編集長)にメールを送ったのが始まりでした。お返事によれば、ぜひ入力を手伝ってほしいということで、こりゃラッキー! しかし入力といってもこのわたし、2本棒タイピング(=効率悪すぎ)なんです…と申しましたら、原稿(既存の古本)をスキャナで取り込み、OCRにかけてテキスト化し校正すれば良いとのこと。おぉぉ! それならば、このわたしにもできるではありませんか! 愉しみながらのお仕事(準ボランティア)にありつきました。デヴューはヘッセの「車輪の下」、続いて「若草物語」「嵐が丘」ほか、長編では「モンテ・クリスト伯」「古典落語」最近では「カラマーゾフ兄弟」を手がけました。
 G21でしばらくお世話になりながら、現在請けている仕事(判例の入力←スキャナによる)の会社が作業者募集してるのを知ったのが2000年6月。非常にツイてました。でも運が良かっただけでなく、数多い応募者の中から選ばれた理由は、なんつったってG21で培った実績のおかげです。いわば、G21編集長は、わたしに仕事の新世界を授けてくださった第一人者といえます。感謝わすれません。同時に、当時一緒に仕事探しをしてた仲間のひとりが作業者募集の情報提供者、彼女へもまた感謝わすれません、本当にありがとう!


 あるとき、G21編集長に「修道士カドフェル」を書店に置いたらどうですかと、持ちかけてみました。もちろん、20タイトルをすべてわたしが入力したいという下心があったからです、むはは~。ところが、おどろいたことに、カドフェルシリーズは入力するまでもなく、なんと、編集長が翻訳なさっていたのでした。もーう、ビックラしまくりました、はい。偶然とはいえ、あまりに出来すぎてるような? いえ、ホントに紛れもなく偶然、二人して大カンゲキでした。編集長も自然をこよなく愛する御方、カドフェルの世界には惹かれる要素がいっぱいあるのですよね。

修道士カドフェル「秘跡」
秘跡





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最終更新日  2006.05.05 21:04:51
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