Rheumatic diary

Rheumatic diary

2007.11.11
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カテゴリ: 映画がらみ



 わたくし、昔から気になる男子といえば、ほっとけない男でした。どうしてなのかは、本人もわかりません。そんな性分が大終結となったのが、わが元亭主であります。この男はほっておけん! そういう深層心理、わたしにはあって、鼻先に人参ぶら下げられたウマのように、惹かれていってしまうのでしょう。だがしかし、いくら惹かれる雰囲気があろうとも、この手のタイプの主人公がでてる映画は、できるものなら観ないほうがイイと。え~、ファントムは別です、これだけは観て良いんです、すっごく「ほっとけない!」=危険地帯なんだけども、別。

 じゃ、どんなタイトルかといえば、『モディリアーニ 真実の愛』(12/1までヤフー動画で無料配信中)とか『リバティーン』といった、天才的な芸術家が放蕩に明け暮れるような、「ほっとけない!」における最大級モノ、ですのね。これ、ほんとダメです、はい。ヒーローのどーしょもなさに嘆きまくるのもありますけど、そーゆー男を愛してしまった妻、こっちにやたらと感情移入しちゃうわけなんです。これは、縛り首的な苦しさ(って、どんなやねん) 胸つまります、ですんで途中で中休みしたりね(笑)でも気になるから最後まで見ちゃうんだけどね。

 ファントムも胸つまるけれども、そういっちゃぁおしめえかもしれんけどこれはフィクションでしょう。しかし、モディリアーニ(画家)やリバティーンの主人公(ロチェスター伯爵=詩人)は歴史上実在した人物、本当にいた人のお話。これですと、なおさら苦しいわけです。壮絶なる人生を送ったその軌跡をたどる映画は、わたくしひっじょーにニガテ、観るのに勇気がいるのであります。『モディリアーニ 真実の愛』は、アンディ・ガルシアだー!とか、『リバティーン』はジョニー・デップのコスプレものだー!とか、いくら好みの時代背景だろうが上手い俳優がやっていようが、ひっかかっちゃいかんぞ、わたくし! そう心に誓ったのであります(笑)

 いえ、この2本とも、見るだけの価値ある内容。ほんとうは見て良かったのかもしれない。この主人公たちは、自分の才能や性癖やダメさ加減を知りつつも、まっとうに生きられなかった男。まるで悪魔に憑かれたように、破滅の道を歩んでしまう。そういう生き方しかできないという、かわいそうなようでいて、じつは堂々と生きた、そんな男かもしれないです。端で寄り添う妻は、覚悟ができてるのですわ、これがいちばん、スゴイかもな。真実の愛って、こういうものと、思い知らされたわたくしです。







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最終更新日  2007.11.11 19:54:48
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