Rheumatic diary

Rheumatic diary

2008.07.16
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カテゴリ: パソコン&仕事



 と、ぼやいてみましたが。こんなに暑いと、パソコンに向かうのがひっじょーにうっとうしいでございます。けれどもわたくし、P社からの発注がくるまえに、テスをぜひとも完了させたい、よって連日がんばってるではありませんか。やはりPCによる発熱が大汗の元なので、これをなんとかせねばと、昨年使った手を今年もさっそくやってみました、ちっこいPC=シグマリオンにての作業。これなら発熱はわずかですから、涼しい場所でやってるぶんには、大汗にはならずにいられます。

 ところが、テス入力用の原稿(既存本)は、1989年初版でありながら、誤植がものすげーいっぱいございまして、辞書引きしながらじゃないと校正ができないときたもんだ。シグマリオンには辞書は搭載されてないし、手書き文字入力機能も付いてない! これではちっともはかどらないのでありました。あきらめたわたくし、扇風機をブンブンとパソコンに当てながら、熱を冷ましつつの作業と相成り候。

 映画「テス」は、だいぶまえにテレビで観ました。主人公のテス役は、ナスターシャ・キンスキーで、まさしくテスに相応しい女優さんです。このたびは原作にふれることとなり、熟読いたしましたが、読む進める中、あの映画のシーンがたびたび脳裏によみがえって、たいへん愉しゅうございました。もういっぺん素読みをするつもりなので、まだ完成ではありませんけども、ストーリーはすべて知ることができました。映画はほぼ原作に忠実だったと思われ、しかしながら端折ってる部分も多々あります。テスは、類い希なる美貌の持ち主、その美貌が仇となって流転の人生を歩むわけなんです。美しさは男を惑わす、でもそれはテスの意思じゃないのよ。長女テスは親きょうだいのために働きに出たお屋敷で、軽はずみな男にもてあそばれ、そこから始まった不幸の人生、なんと重たいことか!

 とても気丈で働き者で、自分に正直に率直に生きるテス。どんなに打ちのめされようとも、愛する人を一途に思い続けるテス。そんな彼女の精神的なたくましさに惹かれました。どこか、わたくし自身の内面にも通じる部分があるからかもしれません。時代背景は産業革命が始まった当時と思われます。この時代に生きてる女性、自立したくてもできない環境に置かれていますから、未来は「夫」により左右されるのみ…現代ならテスは、キャリアウーマンとして逆転の、新たな世界を切り開くことができただろうに。と、そんなふうにテスの別な人生…成功の人生…を想い描きながら、校正作業をしていたようでございます。だってかわいそうなんだもん、テス。






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最終更新日  2008.07.16 18:06:42
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