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リチャード1世

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2012.08.29
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盛田昭夫以来、電機業界では世界をうならせる日本人経営者は出てきていない。
ソニー、シャープ、パナソニックの苦戦の中で、世界をうならせるグローバル企業を経営するのには日本人によるというチョイスはなくなってしまった。これは日本人が世界の一流ビジネススクールに送り出す人材が枯渇した時点で勝負があった。今でも低迷しているのは残念なことである。
そこで、ソニーは米国人、シャープは台湾人、パナソニックは外国人の役員との混成部隊で乗り切ろうとしている。どのやり方も世間をうならせる状況にないのは業績にも表れている。
世の中は、グローバル経営を行う経営者市場と、ローカルな強みを磨く土着ローカル労働市場によって構成されているが、この混同を行うと訳が解らない混沌に陥り、衰退の原因になる。
電機業界では、この混同の自覚があるのかどうかも分からないし、あっても整理の途上である。
終身雇用や年功序列・企業内組合というのはローカルな人事制度である。日本の独自のスキルを磨き上げるのには必要であっても、グローバルな経営者待遇までは期待できないことなど、早期にこの課題を整理し、社員に徹底しなければならない。
また、国籍を問わず、グローバルな市場で戦える経営者の育成や採用などにも取り組まねばならない。
グローバル市場の経営者は日本の報酬体系では雇用できないし、成果が見られない場合には見切ってゆくことも条件に織り込まねばならない。優秀な人ほど条件作りは難しいし、粘り腰も激しい。
電機業界の3社の動きには日本企業のグローバル化の課題が集約されていて、注目させられる。





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Last updated  2012.08.29 11:15:17
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