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リチャード1世

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2016.11.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
トランプ氏が美国大統領選挙を制した。これは既存のグローバル化による果実をエリート層が独占していることへの不満が爆発したことによるだろう。しかし、その処方箋は、海外工場の引き戻しや鎖国と人種差別だと訴えて、一方でグローバル化の果実に関しては法人税の減税など矛盾した政策を打ち出しているのに、目に見えやすい架空の海外生産引き戻しと人種差別という物語で引っかけたという後味の悪いものになった。米国の衆寓民主主義と思えるのはこの点である。
格差是正は配分の問題で、持てるものの源泉を見極めて、社会的な環境条件が利するところがあれば然るべき分担をさせる方向に向かねばならないのに、富の配分論議は棚上げされている。エリートの足元がいつも矛盾に満ちているのが米国民主主義の危ういとところである。
所得税申告書の提出を棚上げにしているのがその典型である。最終的には暴力に訴える可能性があるのでSPと銃で自衛することから抜け出せない社会構造である。
ここをよく見て、米国にひいきの引き倒しはできない事情がある。しかし、一般的に米国人は優秀で、いろんな人種構成で世界の話題が集まり、エリート層の平均的なレベルは圧倒的に高い。
課題は明らかになってきている。トランプ氏個人に期待できなくとも、この優秀なエリート層が社会的配分の問題に回答が出せないわけがない。





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Last updated  2016.11.11 11:30:25
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