死後の世界に天国と地獄があると言われてきた。死後の世界を考える世代になってきた。この年になって思うのは、死後の世界とは死後の自分に対する風声であると思っている。あいつはあんなことをしやがって。父は爺さんはこんな人物だったのか。こんな風声が後の世の人にどんな影響を及ぼすのかということが気にかかり始めてきたのである。ゴミ屋敷の主だったというのがせいぜいのこのなのだろう。借金を残して処分に困らせるというのもいやだ。遊びほうけて好き勝手しただけの人だったと言われるのも心苦しい。 On the golden pondというようにきれいな老後を送りたいし、多少でも子や孫にも励ましになるような生き方を見せたい。そのような生きがいに満ちた老後を生きれたら天国だろうし、過去の悪評に追われてつらいだけの生活を送るなら地獄なのだろう。 やはり現役時代のエッセンスをさらに求め続けてゆきたい。それは海外要員の育成というテーマである。今風に言うならグローバル人材の発掘と育成というテーマである。現役時代には多くの人材のお世話をしたが、ほとんどの場合は本人の強い思いや親御さんの思いを受けて基礎ができている人々をそれぞれに配置する仕事をもって発掘育成と呼んでいたが、OBとなった今は、普通のお子さんがグローバルに活躍しようという目覚めがいつあるのか、またそのような覚醒のお手伝いをできればと思って、NPOの活動を展開させてもらっている。少しばかりの貢献をできることは幸せと自己満足させてもらっている。 天国にいると思い込んでいるのだが。