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リチャード1世

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2019.06.02
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最近の中年男性の包丁による刺殺事件は、就職氷河期の世代がもたらす引きこもりの問題を顕在化させた。お受験・有名大学進学・一流企業就職・終身雇用のエスカレータが狂い始め、それに代わる個性尊重への戸惑いがもたらした混乱が社会不適合を多く生み出してきたのだろう。
これほど受験オンリーの品質と量産の人材育成が文化文明にまでなったのは戦後の高度成長神話が生み出したものだろう。そこで失われてしまったものが問題として噴出していると言えよう。それは人間性豊かなコミュニカ―ション力の欠如なのだろう。
私も母親を小さな時に無くして、絵本を読んでもらったりする記憶が薄く、人間関係力・共感性の欠如を意識することが多かった。読書でも文学作品というよりビジネスノウハウ本やマネジメント思想本に偏っていた。
美智子さまがインドで行われた国際読書会議に寄せられたスピーチに大いに感動させれら、児童文学の奥深さに思いを致すようになった。そのスピーチで紹介された新美南吉の童話集や宮沢賢治など明治以降の作家による作品に目を通す中で、子供が社会のいろんな側面に気づかせるような工夫が施されていることに感心した。そして、自分の共感性の薄さを実感して人との接点を大切にしてゆこうと思った。
そんな中で、元事務次官の息子刺殺の事件は切ないものだった。奥様の心中を察するに余る。
遅すぎることはない。高度成長でい失っていた心を取り戻す必要があると思う。是非、子供のころからの生い立ちを振り返り、そこから一歩前に進むように導いてほしいと願うばかりである。





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Last updated  2019.06.02 23:17:46
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