自転車に乗ろうよ!

自転車に乗ろうよ!

自転車


フレームはKHSのMTB(Sサイズ)
身長が低いため、なかなか合うものがなく、自転車屋さんに
相談して1台目は(まだ買うのか?!)これになった。
命名、tomboy号(おてんば娘)

tomboy

実は高校時代もロードとMTBを所持していた。
両方とも懸賞でいただいた。。
ロードは東京ドームでのサイクルスポーツフェスティバル、
MTBは東京TVで放映していた、独占!サイクルスポーツという番組で。

ロードは確かセキネの真っ白なフレーム、サドルはセライタリアの廉価版では
なかったかと思う。
制服のスカートをはためかせ、片道6kmの下町の道を30分で駆けていた。
毎日ではなかったけれど、電車に乗るより10分早かった。
6km・30分はちっとも早くないタイムだけど、ごくフツーの女の子が
朝の大渋滞、東京下町のR4を走るのはこれが限界。
このロードレーサーは、しばらく自転車から離れていた大学後半に
私の両親によって(勝手に)誰かにあげられてしまっていた。
最近確認すると、あげたのは私より年下の女の子だったらしく
彼女は自転車競技への道へ進んだらしい、という噂を聞いた。
それならば、本望である。

MTBは確かライジンワークスという会社のものだったと思う。
大学生になってすぐ、いただいた記憶がある。
メタリックピンクのイカしたMTBで、雷神丸、という名前をつけて乗っていた。
東京の実家から、大学のある熊谷まで乗って行った。
というのも、熊谷駅から大学まで6km以上あり、バス代が馬鹿にならなかった
ため、駅から大学まで自転車で通おうと思ったのだ。
で、なんなら熊谷まで行ってみよう、と。
地図も持たずに、ただ、「R17を北上すれば、着く」と出かけた。
今思えば本当に無謀だが、ひとり、「R17、R17」とつぶやきながら。
途中、2度ほど休憩したが4時間半くらいで着いたような記憶がある。
上尾のあたりまで、知らないローディのおにーさんがひっぱって?
くれた。
時はおりしも、MTBブーム?ぽい頃。
私は駅~大学往復しか使わず、友人宅に駐めさせてもらってたので、
私が帰ったあとは先輩や友人が乗り回していた。
しかし、ある日、友人が「ごめん!!!」と頭を下げてきた。
「?」と思っていると「盗まれた・・・」
頭の中、真っ白。いくらいただきものとは言え、実家から80kmほどの距離を
たったひとり、いや、雷神丸と共にやってきたのに。
聞けば、ダイアルロック式の鍵をひとつしか回してなかった、というのだ。
馬鹿野郎!!!!である。返せ、といえど
「当たったんでしょ(タダなんでしょ)?」という言い草で
それ以上私も何も言えなかった・・・。

どちらも写真に収めることなく、私の手を離れてしまった。
だから、夢か幻か、といった感もある。
でも確かに私の青春時代を共にした2台の自転車を忘れる事はないだろう。

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