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長々と借りていたDVDを見れる十分な時間が出来たため、昨日見ました。
感想…
すごく良かったです!中盤からもうすでにぼろぼろ泣いておりました。
戦いに出た男達はただただ思う人々を守るためと心にして、戦場に出て行ったのだなぁと思いました。自分が戦場に出て行くときも人を殺すことだは決して思わないでしょう。戦うことで大切なものが守られるのならば、確実にそれを実行するでしょうね。確かに大切な人との別れは悲しいものですが、それでも自分の命で何人もの人々が助かるのだと思えば、それが一番だと思うでしょう。それを信じて戦場に出て行き、戦った男達。そんな人たちを戦争が終われば人殺しだと世は言い、無事に帰ってきた人々はどんな思いだったのか、考えるとすごく辛いです。
映画の中で武士道と士道の違いを述べられていましたね。
これがすごく印象に残りました。
武士道とは見返りを期待せずに死ぬこと
士道とは死ぬ覚悟を打ち秘めて人に恥じない生き方をすること
死ぬ覚悟と生きる覚悟
彼らの中にはどちらの道を胸に刻んでいたのか…個人的には士道の方が近いのかなと思いました。
私の場合、士道を貫くことはかなり難しいですね。
広辞苑でも引いてみました。一部を抜粋。
武士道…忠誠、犠牲、信義、廉恥、礼儀、潔白、質素、倹約、尚武、名誉、情愛などを重んずる
士道…士たるもののふみ行う道義
他に印象に残ったのが、大和の中に「戦時死骸安置所」と書かれた部屋があるということでした。死ねばここに入れられるのだと想像しただけで怖くなりました。
また、死ニ方用意と黒板に書かれた言葉が痛々しく感じました。甲板から故郷に別れを叫び、泣いて告げる…それも死に方用意の一つであると。
「シニカタヨウイ」…死ぬときはどのようにして死ぬのが良いか。日本人は昔から、死に方にまでこだわりがあったようですね。桜の木下で死ねたら…そう言ってたのは誰でしたか…
しかし、いくら戦うことで人々が守られると信じていた気持ちも、沖縄に出て行くとき、無駄死にだと感じはじめた人々もいたわけですが、それでも戦いに出て行った男達の気持ちはどのようなものだったのでしょうか。きっと私には分かりたくても分からないでしょう。最後まで戦い抜く。その気持ちはどこから来たのか。
主人公(?)の神尾が最後の場面で「生き残った意味がわかりました」と言ってました。
「生き残った意味」…生かされた人々に渡された道は一体どんなものがあったのか、知りたくなってきました。
そして、今を生きる私たちに渡された道は何なのでしょうか。映画の中で、戦いに向かっていく男達が、ここで戦うことにより日本は変わると言ってました。戦いに出て行った彼らが未来の日本に何を求めたのか、求めた姿はどんなものだったのか。今の日本は彼らの描いた日本なのか…私はそう考えたとき、自分が恥ずかしく感じました。彼らが貫き通した信念を私も持つことが出来たら…この映画を見ることで今の自分がどうあるべきか少し分かったような気がします。是非見て欲しい映画です。これからどう生きるのか。今を生きている私たちはどう生きていくべきなのか、そう考えさせられます。まだ私には答えが見つかりませんが、少しずつその答えを探しながら生きる意味を見出して生きたいと思う。でも、実際、その答えが見つかるのはもっと、ずっと先なのが現実です。私なりにいろんなことを考えながら生きて生きたい。
生死
生きる
私の好きな言葉はこれですね。生きてください。
「僕たちの戦争」 2006年09月18日