リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.02.21
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テーマ: 花より男子(27)
【あきら】


「失礼します。」


入ってきたのは、柚ちゃんの案内役を任せた使用人だった。


「何だよ。柚はどうしたんだ?もう4時間も経つじゃねぇか!」

司がいきり立っている。

気持ちは解らんでもないが、そんな怖い顔で怒鳴るなよ…


だが、そんな司の態度にも慣れているのか、使用人は平生な態度だ。

人間、慣れれば怖いもんなんてねーな。



「それが…タマ先輩のお部屋で、眠ってしまわれたようで…」








俺と司と総二郎は、素っ頓狂な声を出してしまった。

類はと言うと、噴き出している。


それにしても、初めて来た人んちでよくもまぁ寝れるもんだ。


「さすがは牧野の娘だね。」

笑いながら類は俺にそう言った。

「そう、だな。」

俺は苦笑いを零した。












「でもよ、どーする?

 寝ちまったら何も訊けねぇな。」

同感だ、総二郎。


「そんなん、起こせばいいだろ!」



あどけない顔で寝ているだろう女の子を、そんな強引に起こせるか!

相手が俺の娘なら、絶対俺は無理に起こすなんて出来ないぞ。

「そうだよ、司。

 柚ちゃん、可哀想じゃん。

 きっと疲れてるんだよ。寝かしてやれよ。」




類の一言に司が黙った。




だが、本当にこれからどうする?

俺は時計に目をやった。

時刻は午後6時…





「それにしても、お腹空いたよね。」

確かに俺も腹が減った。

家では今頃夕食だろうか…

久々に家族団らん出来ると思っていたのに……




「ん、あぁ、もう6時か…

 悪いけど、俺そろそろ帰るわ。」


何!?

総二郎は心配じゃねぇのかよ!


「今日は、有名レストラン予約入れてんだよ。

 人気でなかなか予約入れらんねぇんだよな~あそこ。

 家族水入らずで外食♪

 てことで、じゃあな。気になるからまた連絡入れるわ。



 司、健闘を祈るぜ。」


ニヤッと笑い、そう言い残すと、総二郎は部屋を出て行った。


「…あいつはなんでいきなり俺の“健康”なんて祈ってんだ?

 意味わかんねぇ奴だな…」


ぶふっ…何言ってんだこいつ…


意味わかんねぇのはお前だよ!


司にそう言ってやりたかったが、時間の無駄だと思い、俺は言わなかった。





「ん~じゃあ俺も帰ろうかな。」

なッ!

何でそうなるんだよ、類!?


「お…お前が柚をここに連れてきたんだろ!

 責任取れよ!!」


何だか司が焦ってる…

まぁ、柚ちゃんは類に懐いてるみたいだったからな。

類がいれば安心だよなぁ~…



「でも、俺、腹減ったし眠いし…」

「じゃあ俺の家で食え!

 ついでにしばらく寝てても良いぞ!!」


何必死に引き留めてんだよ…


俺は段々バカらしく感じてきた。




だから、俺も帰ることを決めた。



「………俺も帰るわ。」



「あ?ああ、じゃあな、あきら。」



類を引き留めている司は、テキトーに言った。

はっ!どうせ俺は役立たずだからいらねぇんだろうよ!!








多少イラつきながら、俺は司の家を後にした。















【つくし】


今日は土曜なのに、滅茶苦茶働かされた気がする…。

そんなことを思いつつ、家に着いたのは午後6時。



「ただいま~」


お腹がぺこぺこだったので、着替える前に少しつまみ食いでもしようかと思い、そのままキッチンへと向かった。


毎週土曜の夕食当番は柚。

だから、当然出来てるものだと思っていた。




が、ない。

しかも、柚の姿もない。

拓はと言えば、不機嫌そうに椅子に腰掛けて腕を組んでいる。


拓が不機嫌そうにしていると、いつにも増して道明寺に似てるなって思う。

会ったこともないのに、何だか性格まで似てきちゃってる気がする…。


そんなことを考えながら、あたしは拓に声を掛けた。


「拓…ただいま。

 柚はどうしたの?」

「知らねぇよ。

 友達と食事でもしてて忘れてんじゃねぇの?」


ああ、そう言えば、今日も遅くなるとか言ってたっけ…



にしても妙だ。

これまで当番の日を無断でサボった事なんてなかったのに…。

友達とやらと、たまに一緒に食事をするようになってからも、当番の日は必ず早めに帰ってきていた。


“約束”が楽しみで忘れちゃってたのかな…。



「仕方ないわね。

 じゃあ、今日はあたしが作るわ。

 拓、もう少し待っててね。」

「なぁ…柚、今どこにいるんだよ?」


着替えに行こうとしたあたしに、拓が話しかけてきた。

そんなこと…あたしが知るわけないじゃない?


「さぁ?お友達と食事なら、どっかのレストランとかじゃない?」

「お袋さぁ、おかしいと思わねぇ?

 そう頻繁に外食してて、何であいつ破産しねぇんだよ。」

“破産”って…言葉が大袈裟すぎるわよ…。

それから、つねづね思ってたけど、その“お袋”ってのやめて欲しいかも…。


でも、どうやら拓もあたしと同じ疑問を持っていたらしい。


「うーん…何かね、そのお友達が毎回奢ってくれてるらしくて…」


そのあたしの言葉に、拓が更に不機嫌そうな顔になった。

「まさかそのダチってのは男か?

 俺、柚にダチのこと訊いても、あいつ全然教えてくれねぇんだよ。」


そりゃ、拓が過保護だから言いたくないんだろうよ。

柚だって、年頃なんだし、彼氏の1人や2人いたって……いやいや、1人で十分だけどっ。


「拓、心配しすぎ!

 だいたい、柚はオジサン好きじゃないから、興味ないんだってさ。

 そりゃあたしだって、あたしより年上の娘の彼氏と上手くやっていく自信なんてないし………って」

あ。

言ってしまった…。

拓の顔にはみるみる青筋が立っていく… まずい。


「おい、そりゃまずいだろ!?

 一歩間違えたら援交じゃねぇか!!」

「え、何言ってるの!そんな訳ないじゃない!!」

「だいたいあいつ、隙がありすぎるんだよ!

 変なオヤジにばっか好かれやがって…

 前にオヤジ2人にナンパされてたんだぞ、あいつ!!」


ナンパぁ!?

しかもオヤジ……

柚の顔ってオヤジウケするのかしら?


って、そんなこと今はどうでも良いわよッ!

「拓!心配なのはよく解る…解るわよ。

 でもね、柚が“友達”だって言ってんだから少しは信じて…」

と言いつつも、実は内心ハラハラ…。

「そ、そうだ!電話よ、電話!!

 携帯に掛けてみれば良いじゃない!」

ナイスアイデアよ、つくし!

折角持たせてんだから、こういうときこそ活用しなきゃね!


「……じゃあ俺かけてみる。

 お袋、早く飯作って。

 俺腹減った。」

「…はいはい。」















続く。。。















*あとがき*

うはっ。 何
結局書いちゃったぁ~。 は
この後どうしましょ、、、色々考えすぎて悩みます。。
当初、さっさと終わらせたかったんだけど…
最近、予定以上に続けても良いかなぁとも思うんですよね。
だけど、私にも色々予定が…;汗
結局は気まぐれ次第って事でb 爆

良かったらランクリお願いします♪
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Last updated  2006.02.21 21:44:42
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