リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.03.07
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テーマ: 花より男子(79)
【類】


俺は、あの時の電話で、牧野に会いに行くと言った。

あれから数日経って、いつ頃が良いかなと思っていたところに、柚ちゃんからメールが来た。


[花沢さん、近々また食事でもどうかな?

 少し話もあるし……。

 都合のいい日が見つかったら、メール下さいね★]


とまぁ、内容はこんな感じ。


“話”と言うと、やはり自分の母親と俺たちとのことだろうか…。

柚ちゃんが俺と会ってることを知ったのだから、牧野が何か言ったのかもしれない。



俺は、柚ちゃんにどの程度話せばよいのだろう…。


とりあえず俺は今夜の予定を明日に回し、『今夜にでもどう?19時にいつもの場所で。』とメールを返しておいた。

いっそ司も誘おうかとも考えたが、あいつだと余計なことを言いかねないと思い、今回は2人で会うことに決めた。









********************









「で、話って何かな?」


柚ちゃんと向かい合わせに座り、“何のことだか見当もつかない”風に問いかける。


「…花沢さんなら、ある程度予想してると思ってたのになぁ。」

「それは買いかぶりすぎだよ。

 俺には何のことだか全然予想もつかないよ。」


自分で自分が白々しく感じる。


だけど、柚ちゃんが『ホントに?』と上目遣いで言うから、ついつい『お母さんのことかな?』と答えてしまった。




 って言っても、正確には、ママと道明寺さんのことなのよ。」

「え…!?」


司のこと!?

牧野は司とのことを喋ってしまったのだろうか…。

だが、そんなことをしたら、司が父親かもしれないと疑念を抱く可能性もあると思うけど…。






「前にうちのママは道明寺さんのファンだって言ったじゃない?

 でもね、あれは普通のファン心ではないと思うのよ。

 多分、ママは道明寺さんのことが好きなんだわ…。あれは恋心ね。


 で、花沢さん。

 花沢さんは昔のママと道明寺さんのことを知ってるんでしょ?」

「え…ああ…まぁね。」


牧野が司との関係を話したわけではないということは判った。

どうして“恋心”なんて出てきたのかは判らないけど…。


「じゃあ、ママがどんなに健気か判るでしょ?

 好きだから、その人のために住み込みで働いて…

 なのに相手にもされなくて…。


 それでもママは道明寺さんを忘れられなかったみたいね。

 今でも好きなんじゃないかと思うし。」


…なんだか柚ちゃんが言ってることはおかしい…。

確かに、当時の牧野には健気だと思える面もあったと思う。

だけど、司のために道明寺家で働いていたわけではないし、ましてや相手にされないなんて…

それは寧ろ司の方だったと思う。



「あのさ、柚ちゃん。

 君は牧野から、司との関係についてなんて聞いてるの…?」

「んー…

 昔のことについては何も聞いてないかな。

 “恋じゃなくてただのファン”みたいなことは言ってたけど、あたしはそうじゃないと思う。

 ちなみに住み込みの件はタマさんに聞いたの。」


……この子の話は殆どが想像と憶測というわけか。



「もし…もし牧野が司のこと好きだってのなら、柚ちゃんはどうするつもりなの?

 応援でもしてあげる?」

「応援?そんなのするわけないじゃない。

 ママは上辺だけの道明寺さんしか知らないに決まってるわ。

 だって、あんな失礼で横暴な人だと知ってたら、ママなら絶対好きになんてなるわけないもの。」


それはごもっとも。

現に牧野は司のような人間は大嫌いなタイプだったはず。

だけど牧野は司を好きになった…。その理由は詳しはよく判らないけど。



仕方ないなぁ…。
少しは司を弁護してやるか。


「柚ちゃん…、司は確かにお世辞にも立派な性格してるとは言えないかもしれない。

 でも、牧野に対しては、他の人に対するより幾分優しかったと思うよ。」

「え…でも…

 ママと道明寺さんは友達とかでもなかったんだよね?」

「あー…うん、多分友達じゃないと思う。」


付き合う前の期間を“友達”と呼んで良いのだろうか…?

牧野はともかく、司は友達だなんて思ってなかったと思うし。


「なんか微妙な関係だったんだよねー…。

 2人が付き合い出したって聞いたときは安心したよ、ホント。」

あの頃を懐かしむように、俺は呟いた。


俺の言葉に目を見開き、呆然とする柚ちゃん。



…俺としたことが、柚ちゃんにとっては衝撃的なことを言ってしまった。

しまったと思ったが、時既に遅し―――――



「…柚ちゃん、大丈夫?」

言ってしまったものは仕方ないと割り切り、俺は冷製に話しかける。

それにしても、そんなにショックを受けるようなことだったのだろうか…?


「は…?

 つ、付き…っ!?」

「…落ち着いて。」

「これが落ち着いてられると思う!?

 もう何が何だか…」


言葉が途切れたと思ったら、柚ちゃんはその場に崩れ落ちた。





急いで医者を呼んで診てもらったが、軽い貧血らしい。

やれやれとため息をつき、俺は柚ちゃんを家に送り届けることにした―――――――――。















続く。。。















*あとがき*

毎度毎度拙い内容でゴメンナサイ(ノД゜)sояяу(´Д`)
いつまで経っても話が進展しないので、無理矢理進展させた感があるようなないようなですが、あまり気にしないでください。 何

ホントは7時頃UPしようと思ってたんですけど、転た寝してしまったので、2時間ほど遅れてしまいました...orz




良かったらランクリお願いします♪
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Last updated  2006.03.07 21:00:56
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