リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.04.04
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テーマ: 花より男子(79)
【柚】


西門さんちを出た後、ふらついていると偶然にも道明寺さんと鉢合わせした。

これも何かの縁だと思い、早速お茶に誘ってみた。

道明寺さんとの話で、拓の行方がしれたのは良かったけど、とんでもない行動を起こしていたらしい…。

昔から、妙な行動力だけはある奴だと思っていたけど、今回は結構大胆だったと思う。





あたしは、しばらく頭を垂らしていたけど、意を決して口を開いた。


「ねぇ、道明寺さん…

 あたし達の父親って―――――」

「俺じゃねーの?」




道明寺さんは、少しバツが悪いような表情で、あたしから目をそらしながら言った。

それにしても…サラッとしすぎな答え方じゃない!?


「でもさ…確かな証拠はないんでしょ?」

なんだか、弱々しい口調で訊ねた。


「あ?」

「…道明寺さんにも判らないだろうって……西門さんが言ってたの。」

「総二郎が?

 まぁ、確かに、断言できるほど素晴らしい証拠は持ち合わせてねぇけど、俺には自信がある。」

「自信…?」

「ああ。

 あいつは俺にベタ惚れだったからな~。俺以外の奴の子を産むわけねぇだろ。」




ママはホントにこんな人にベタ惚れだったっていうの!?


「それによ、お前、思わねぇ?俺と拓、そっくりだって。」

「うん、それは十分思う!」

顔のみならず、その性格まで似てますよー。


「だろ?それだって、ちゃんとした証拠になるんじゃねーの?



「そんなことない!」


あ…ついつい大声出してしまった。

道明寺さんもビックリしてるし…。


「なんだよお前、いきなり…。

 だいたい、お前の何処が俺に似てるんだよ。」

「……髪の毛…。」

「は?髪??

 …お前の髪だって、牧野みたいに真っ直ぐの黒髪じゃん。」

「あたし、本当は、フワフワの天パなんだよ!

 ストパーかけたり、アイロンを駆使して、頑張って真っ直ぐにしてるけどさ…。

 もし本当に道明寺さんが父親だっていうなら、あたし、あなたを恨むからね!」

「な、なんだよ、髪の毛くらいでギャアギャア言うなよ。」

「“髪の毛くらい”!?髪は女の命なのよ!!

 ストパーやアイロンで髪の毛傷んじゃうから、トリートメントも大変なんだから!」

「んな文句ばっか言うなよ、俺の所為じゃねぇし。

 天パは優性遺伝するんだから、受け継がれる可能性だって高いだろ!」

「だからってなんであたしばっかり!?拓はストレートなのにー!」

「今更言っても仕方ねぇだろ。諦めろ。

 つーか、お前、マジうるさい…。」

「え?あ……」


知らず知らずのうちに、ヒートアップしてしまって、思いの外声を張り上げていたらしい。

急に恥ずかしくなり、縮こまってしまった。






「ところでお前、これからどうすんだ?」

「…何が?」

「牧野には言ったのか?俺と会ったこと…」

「ああ、ママに?

 まぁ…ね、言ったけど……」


確かあの時は、道明寺さんのことを貶してただけのような気がする。

ママはといえば、道明寺さんとは恋人関係にあったとかではなく、ただのファンとかほざいてたし…。

あたしに付き合ってたこと知られたくなかったのね……。


「けど…なんなんだよ?」

「あ、ううん、大した話はしてないのよ。ハハ…」

「ふぅん。ま、良いけど。

 で、どうすんの?今日また俺と会って、こういう話をしたって言うのか?」

「う~ん……」



そうね、いっそママに訊くのが1番良いのかもしれない。

『道明寺さんはあたし達のパパなの~?』って。

でも、ママは隠してる風だったし…。

訊けない……今のあたしには訊く勇気はない。


………………………ん?


ていうか、あたしは大事なことを訊き忘れてた!!



「道明寺さん!」

「うおっ なんだよ、いきなり……」

「…なんでママと別れたの…?」

「なんだよ今更…。何も知らなかったのか?」

「知らないよぉッ!

 最初は…ママが道明寺さんに捨てられたのかな~とも思ったけどさ。」

「俺がんなことするわけねぇだろ!」

「うん、あたしもそう思ったの。

 だからさ、なんで別れちゃったの?」


道明寺さんは、しばらく腕を組んで黙っていた。















続く。。。















*あとがき*

今回は少し早い時間に更新☆
遂に30話ですよ…。
いつまで続くんですかね、これf(^ー^;
あー…31話upするの、億劫だなぁ…('A`) ぇ


良かったらランクリお願いします♪
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Last updated  2006.04.04 15:34:12
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