リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.04.08
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テーマ: 花より男子(79)
【拓】


会社を出た後、すぐに郁奈とは別れた。

俺は生憎時計を持ち合わせていなかったので、携帯で時間を確認しようと、携帯をとりだした。

携帯はマナーモードにしていたから気付かなかったけど、柚から何度も電話が掛かってきていたようだ。

面倒くさいなと思いながらも、俺は柚に電話を掛けた。


…が、いつまで経っても出る気配がない。

イラつきながら少し待ってみると、あいつはやっと出た。

だけど、なんだか様子がおかしかった。

何をやってんだと思った矢先、電話越しに聞こえてきた声は柚ではなく、男のものだった。





「あ!?誰だお前……?」


柚の電話に掛けて、男が出たのは2度目だ。

この前のは、“お友達の花沢さん”だったらしいが、今度は誰だ!?


《俺は道明寺司だよ。》

「は!?どうみょ……はあぁ??」

《お前、俺に会いに行ったんだって?

 話、聞いてやろうと思ってよ。》

「……随分偉そうじゃん。

 仕事放りだしていったくせに、堂々と人の妹拉致ってんじゃねーよ!!」

《別に放り出した訳じゃない。後に回しただけだ。

 つーか、別に俺と柚が一緒にいたって良いだろ?柚は俺の娘だぜ?》






「なにが“俺の娘”だ!!勝手なことを言うんじゃねぇッ!」

《“勝手なこと”ってなんだよ。

 お前だってそう思ったから、わざわざ俺に会いに行ったんだろ?》

…マジ腹立つ。

あー、電話じゃ埒があかねぇ…





「…で?今、何処にいるんだよ。」

《は?お前も来るのか?

 ―――あー…柚の奴、お前が来るの、嫌みたいだぞ。》

「なんだと?…ちょっと柚に替わってくれ。」

《ん?ああ、ちょっと待ってろ。》


柚は、俺と話したくなかったのか、なかなか電話に出ようとしなかった。

…良い根性、してるじゃねぇか。



《あ…拓?》

「お前、なんで俺に来て欲しくないんだよ。

 俺がいた方が心強いに決まってんだろ。」

《別に心強くなくったって良いわよ!それに、あたしはそんな弱くないもん。

 なんかさ~…拓と道明寺さん、何気に性格似てるから、会ったら衝突しそうで怖いんだもん…。》


似てるかどうかは別として、衝突は有り得るよな。

電話越しでさえ、イライラしてるくらいなんだし。

…だけど、そんなことを言ってしまったら、居場所を教えてもらえるわけがない。


「柚…俺はそんなに短気じゃねぇよ。

 道明寺司がキレても、俺はクールに流してやるさ。」


俺がそう言うと、暫し間が開き、柚はボソリと呟いた。


《………嘘だ。絶対無理。》

「――――――ッ!

 お前は俺が信じられないのか!?」

《うん。》


即答かよッ!


「…ふーん…じゃあ電話切るぞ。

 俺は勝手にやらせてもらうから。」

《え?何言ってんの?何をするのよ??》

「おふくろに言うぞ、お前が“娘として”道明寺司と会ってること。」

《ちょ、ちょっと待って、拓!あたし別にそんなつもりじゃ……。

 で、ここだけど、えっとー…“うさぎ屋”ってお店!わかった?

 早く来ないと、あたし帰っちゃうからね!!》


身勝手に捲し立てて切りやがった。

“うさぎ屋”ってどこだよ……。



それにしても、柚はやはりおふくろに話したくないらしいな。

古傷を抉るようで心苦しいのは解らないでもないが、このまま行けばいずれは話さなくちゃなんねぇんだぞ…。















続く。。。















*あとがき*

*Time~*のupで気持ち凹んだので、*I've~*をupして復活を図ろうとしたんだけど、これも微妙;
今後(これまでもだけど;)矛盾が生じてくるかもしれないけど、とりあえず今は気にしない気にしない((待


良かったらランクリお願いします♪
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Last updated  2006.04.08 01:54:06
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