リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.08.13
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テーマ: 花より男子(79)
カテゴリ: 花男短編小説




なんと、その部屋の中には道明寺がいた。酷くビックリしているみたい。

もちろん、あたしだってビックリして声も出ない。


部屋には道明寺だけではなく、魔女もいた。

道明寺とソファーに向かい合って座っていた。



ここは…道明寺の部屋?

壁際に置かれている机の上にはTV電話も置いてあるし、TV電話に映っていた絵と同じ絵も飾ってある。



「何で牧野がこんなところに…」

「いらっしゃい、牧野さん。お久しぶり。




道明寺の言葉を遮って、魔女が挨拶してきた。

微かに浮かべている笑みが怖い。


「いえ…ご無沙汰してます。」

「時間がないので早速本題に入らせていただくけれど…」

「ちょっと待て。」


今度は魔女の言葉を遮って、道明寺がドスの利いた声で止めに入った。

……なんか…怒ってる?


「何ですか、司さん。時間がないと言っているでしょう?

 話があるなら、後になさい。」

「うるせぇ。

 ババァ、てめぇ、牧野をこんなとこまで呼びつけて、今度は何なんだよ!?」




道明寺は不満そうにしながらも、諦めたのか、黙った。

それにしても変わらなすぎ…。

もうちょっとくらい成長しても良かったんじゃない?もう子供じゃないんだから…。




「牧野さん、単刀直入に言うと、あなたには今年の9月からNYの大学に通っていただきます。」

「「はぁ!?」」




それは良いとして、なに?それって留学!?

しかも、「通っていただきます」って… 命令って言うか、もう決定事項みたいじゃん……。


「でも、あたしは…」

「それから、あなたにはここに住んで、色々学んでいただきます。」

「は!?」


ここに住むの?魔女と一緒に!?

……複雑っ。


「あなたは教養が足りませんからね。このくらいは仕方ありません。

 あなたのような庶民が道明寺家に嫁ぐのだから、努力が必要なことくらいお判りでしょう?」

「は、はぁ……」


―――――って、ちょっと待て。

あたし今、凄いこと聞いちゃったような気がするんですけど。

ト ツ グ ?


「って、結婚するってこと!?」

「何を今更…。

 司がNYに来る前に、TVで『迎えに行く』と宣言していたでしょう。

 あれだけ大袈裟にプロポーズしてしまえば、守らざるを得ません。信用に関わりますからね。

 ……全く、不本意この上ないですが。」


あれってプロポーズっていうのか、やっぱり…。

ていうか、あたしの意見は通らないのか!?



「そろそろ時間なので、わたくしはこれで失礼させていただきます。」

「あ、え、ちょっ―――――」


あたしの引き留める声に聞く耳も持たず、魔女は部屋を出て行った。





残されたあたしと道明寺。

ふと道明寺の方に視線を向けると、ほんのり頬を染めてボーッと突っ立っていた。


「…なに考えてんのよ?」

「べ、別にっ…」


訝しげに訊いたあたしに、道明寺は慌てたように答えた。

…変な奴。



「あーあ… あたし、これからどうすれば良いのかなぁ…。」


そう呟いた瞬間、あたしは道明寺に抱きしめられていた。


「んなの決まってんじゃん。大人しくうちに住めばいいだろ?

 一緒に住めばいつでも会えるし、寂しくもない。

 …なんなら、俺と一緒の部屋でも良いし。」

「ば、ばかっ 変なこと言わないで!」

「変なことって何だよ。良いじゃん、俺ら結婚すんだし。」

「……さぁ、どうかな。」

「なっ!てめ、ふざけんな!」




未来のことなんて、どうなるかわかんないじゃない?

でもあたしは、2人で歩む未来を掴むために、留学することを決めた。















fin...















*あとがき*

finとか書いといて実は続くってどうなんだろ(・∀・)? ぇ
06.07.23~06.08.12の間の拍手話の後半です♪


↓良かったらランクリお願いします♪
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Last updated  2006.08.13 15:27:16
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