リク☆ラグナロク(花男SS/質問素材etc)

2006.08.30
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テーマ: 花より男子(79)
カテゴリ: 花男短編小説
NYに留学することを、即座と言っても良いくらいすぐに決断したあたしだっったが、明後日には1度日本に戻ることにした。



昨日の夜、あたしはもちろんあたし用の部屋を用意してもらって、さっさと寝た。

道明寺はグダグダと文句を言っていたけど、あたしにも心の準備ってものが必要よっ。

それに、慣れない飛行機に長時間乗ってたし、魔女にも会ったしで、色々疲れてたのっ!



そして今日。

朝早くに道明寺に叩き起こされた。

「勝手に部屋に入ってこないでよ、変態!」って言ってやったのに、軽く流された。

そして、「休みをとったから、今日はどっか行こうぜ」と言われた。

普段あんなに忙しそうにしているくせに本当に大丈夫なのか不安だ…。




けど、そんなあたしの思いは、儚くも打ち砕かれた。
















*baby baby*




















出掛けようと準備している最中に、椿お姉さんがやって来たのだ。

なんでも、あたしが来ていることをどこかから聞いて、ロスから遙々やって来たという。

当然のように道明寺は不機嫌に。

だけど、今後はロスに住んでるお姉さんとの方が会う機会が減るんだからと、無理矢理説得した。



今回は、いつものようにお姉さんにギュウギュウ締め付けられることはなかった。

お姉さんは、今年の始めに産まれた息子の勇くんを抱いていたから。

あたしは勇くんに初めて会ったけど、どことなく道明寺やお姉さんに似てて、整った顔をしていた。

将来はかっこいい男の子になるんだろうな…。



「つくしちゃんも抱いてみる?」

「えっ!?」




赤ちゃんなんて抱いたことないし、ちょっと怖い…。


「大丈夫よ、うちの子意外と大人しいから。」


そう言う問題でもないんだけど…。

でもあたしは、ドキドキしながらも勇くんを受け取った。


…思ったよりも重たいんだ…。





「ふふ。そんなに緊張しなくても良いのに。でも、つくしちゃんのこと気に入ったのね。良かったわ。

 そうだ、ミルクでもあげてみる?」

「え?あ、はい。」


赤ちゃんにミルクをあげるのも初体験。

だけど、哺乳瓶を掴んで、一生懸命ミルクを飲む赤ちゃんの様子は可愛い。


「赤ちゃんって、可愛いですよね。あたしも欲しいなー」

「つくしちゃんの子ならとっても可愛いと思うわ!ねぇ、司?」

「ま、まぁ…牧野の子なら俺の子だからな…。

 でも、ヤらないことには出来るもんも出来ねぇっつーか……」

「わーわーわーっ 何言ってんの、あんたっっ!!」


さっきまでブスッとした顔で座ってたくせに、なに急に真っ赤な顔してとんでもないこと言っちゃってんのっ!


あーあー、お姉さんは笑っちゃってるし、勇くんは泣き出しちゃったじゃないっ!

大声出したのはあたしだけど、道明寺が悪いのよっ!!



「お姉さん、すみません、勇くんが…」

「良いのよ、つくしちゃん。勇はあっちで寝かしつけてくるわね。

 それからね、つくしちゃん。

 私もつくしちゃんと司の子供が生まれるの、楽しみに待ってるわね。」

「あ、はい… って、ええっ!?」


お姉さんが出て行ってからも、あたしと道明寺は、真っ赤になって固まったまま動けなかった。

けど、暫くして道明寺が、


「俺の子、生んでくれるんだよな?」


なーんて、真っ赤だったけど真剣な顔で訊いてくるもんだから、

あたしはますます固まってしまった。















fin...















*あとがき*

06.08.12~06.08.25の間の拍手話です(●'v`)
読み直してないから色々不安だけど、極力読み返したくない(^_^;
ちなみに“勇”は「いさむ」などではなく「ゆう」と読みます☆


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Last updated  2006.08.30 15:14:31
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