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「ジュニア俳句コンクール&シンポジウム」に参加してきた。「俳句と友達になろう」を合い言葉に、現代俳句協会の「ジュニア研修部」が直接学校に出向き、「出張俳句教室」を重ねているという。その地道な活動の結果、子供達に俳句の輪が大きく広がっているようで、毎年のコンクールに参加している熱心な子も多いという。賞を渡される時の子供達のはにかんだような笑顔は実にすてきだ!。
今回も、各学校から先生方及び関係者の方々が来られ、教育現場に俳句を持ち込んだことについて、「初めは手探りでしたが…」と、いろいろな意見が交わされた。中には学校ぐるみで取り込んでいるところもあるようで、その学校の校長先生は「大変に良かった!」と、熱っぽく話されていた。
生徒の作品をパネルにしたり、もようしごとのある度に学校外に展示したり、本にまとめたりと様々な取り組み方をしているようで、先生方の話もなかなか興味深かった。なかでも特に印象に残ったのは「指導上問題のある子もいたが、実は一番先に飛びついてくれたのがその子だった。そしてその輪は広がり、卒業式の送る言葉を俳句で表現してくれて感動した」と話されていたことだった。
子供達の俳句は素直でいい!マイクを向けると「初めは嫌だと思っていたけど、言葉をちぢめて作ることが楽しくなって…」と言う感想まで飛び出して、まあ!驚くばかりである。
ちょっとだけ打ち上げ花火星になる(小、5) 阿部 若菜
花ぎぼし紫色でおじぎする (小、4) 太田 功美
ひんやりとおへそもちぢむ夏の海 (小、6) 本宮美鶴稀
ひたいから汗のじゃぐちが全開だ (小、6) 林崎 梓
初恋はグレープフルーツうすみどり(中、3) 寺島 麗
思春期のヤドカリ家出決意する (中、3) 屋代有美子
昼寝するがき大将の世界地図 (高、1) 仁平 朱美
などなど感銘句が多く、子供達の俳句は本当に素晴らしかった。
