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さあ!いよいよクリスマス。そう言えば子育ての頃がなつかしい!!。一人娘が小さい頃は、クリスマスのプレゼントを毎年子供が寝るのを待って枕元に置いてやったり、靴下の中に入れてやったりしたもので、それがまた親の楽しみのひとつでもあった。
ある時、子供がなかなか寝てくれない!、どうしたのかと聞くと「サンタさんが来るまで待っている」のだという。これには困ってしまったが、子供のこと11時も過ぎると眠くなってくる。とうとう諦めて何やら書いて、それを大事そうに靴下の中に入れて眠った。
それからが親の悪智恵。子供がすっかり寝静まるのを待って、そおっと封筒を開けてみると「サンタさんいつもありがとう。きたらここにはんをおしてください」と書いてあった。いじらしかった!!。夫と相談して実印を押して封筒を元のままに戻しておいた、どきどきしながら…。
朝になって「あら!良かったねえー。やっぱりサンタさんは来てくれたんだね!」と娘と一緒になって喜んだ。その後に友達から「そんなの親がやっているんだよ!」と、笑われたそうで、それ以来親子の夢物語は終わってしまったが、そんな娘も嫁ぎやがて30歳になる。
裏町の泥かがやけりクリスマス 桂信子(新版・俳句歳時記)所収
