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日帰り吟行の「愛宕山」は東京都港区にあり、標高は25,7メートル。江戸時代から武士達の間の信仰と、山頂から見下ろす景観の良さで有名だったそうだが、今では高層ビル群に囲まれて、車でもエレベーターでも登れるところ。
山頂には徳川家康の命で祀られたという愛宕神社があって、今日はお日柄が良いようで白無垢姿の花嫁さんの一行と遭遇した。「ステキね!きれいね!」と、口々にいいつつやり過ごす。神社の正面には石段があって、急勾配の「男坂」とゆるやかな「女坂」があった。
その昔徳川家光が山頂に咲いている梅の花を見付けて、「梅の枝を馬で取ってくる者はいないか」と言ったところ、家臣の「曲垣平九郎」が、見事に馬で石段を駆け上がってその枝を取ってきたという逸話があるそうだが、昔の人はすごい!。
下から見ただけでも怖じ気付いてしまうような勾配と高さだが、やはり私も「男坂」を選び、手すりに添いつつ中程で一息は入れたが後は一気に登りきった。
神社の境内の隣り合わせに「NHK放送博物館」があって見学となったけれど、「NHK」で俳句を作ることなどとても出来ない、と私は最初から投げ出していた。ところが我が句友は、なんと!またもや難なく作ってしまった。句材に「困難」という字はいらないらしい!!お見事である。↓
JOAK探梅日和で大安で 古川塔子
「君の名は」と問われてみたい寒の鯉 小池 都
(ところで私) 男坂ならば一気に冬木の芽 諏訪りんどう
吟行の途中で立ち寄った杉田玄白の菩提寺に、水仙が咲いていました。もうすぐ春ですね!。
