一姫二太郎三なすび日記
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なんだか最近旦那に、辛く当たっていた。 私は私で、本当に疲れきっていたので、毎日毎日遅く帰ってくる主人に、猛烈に当 たっていた。 そんなわけで、夫婦会話なしの危機。 突然、海を見たくなった。 海は私のココロノふるさとでもあるわけで、嫌な事ややりきれない事があると、 近くの海でボーとするのが、若かりし頃の私流のストレス発散法でもあった。 だけど、ここは大阪。 ひとりになれる時間もなく、だれかがいつもそばにいる。 海岸は人工的に整備され、人で溢れ返っている。 私が欲しいのは、静かな海。 どうしても、大阪の海に行く気にはなれず、近くの山と河を目指した。 行き先は摂津峡。 車で20分くらいのお手軽、自然公園だ。 桜は葉桜へと変わり、木々の緑の合間に徐々に溶け込みつつあった。 滝の音と、鳥のさえずり。 大きな岩の間をすり抜けるように流れている川のほとりで、 私は思った。 どうして、もっと早くここにたどり着かなかったんだろう。 都会の喧騒にもまれて、疲れ切っていた私。 体中の棘が落ちていく心地にただじっと身を委ねながら、 この一週間を振り返ってみた。 何もかもが、嫌だった毎日。 緊張に体がすくみ、人の目に怯えながら、本心を悟られまいと、愛想笑いを浮かべる 日々。 子供の為、内向的な性格を隠して、社交的であろうと、肩に力を入れて、がんばって きた。 それは全て、ストレスとなり、33年間培ってきた私という基礎の部分を、否定する結 果になった。 私は私。凛は凛。 お互い個々の人生なのに、私は過保護になりすぎていた。 母親は川の源のようなもの。 子はせせらぎとなり、大河となり、やがては海へと旅立っていく。 今日、少しずつ、子離れというものが分かり始めたような気がした。
2005年04月17日