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今大会もアフリカ旋風は巻き起こるのか…しかし、ナイジェリア、カメルーンなどアフリカでお馴染みの顔ぶれは出場しない。自ずとアフリカの出場国は前評判が悪くなってしまった。予選の組み合わせも不運なもので、特にコートジボワールは“死のグループ”に入ってしまった。だが、1チーム活躍が期待できるチームがある。“黒いガゼル”の愛称で親しまれている、アンゴラだ。えっ…っと思った方、ちょっとこれからの文章を読んでみてください。
まず、アンゴラは01年のアフリカ・ユース選手権で優勝。同年のワールドユースではベスト16入りした。今大会はその時の黄金世代で臨む。アフリカ予選ではナイジェリアと同組になりながら、W杯出場を決めた。選手層は決して厚くない。また、ほとんどの選手がどんなプレーをするのかわかりません。僕も最近まではチェックしていませんでした。しかし、先日テレビでアンゴラのエース、アクワの特集を見て、注目するようになった。ちょっと感動もしてしまった…
アンゴラは内戦を繰り返しており、国民はなかなかサッカーを素直に楽しむことができなかった。幸いアクワは戦争状態でない期間にプロになることができ、今や国の英雄だ。しかし、彼の友人の多くは戦争に連れて行かれ、大怪我をし、後遺症が残っている人も多くない。この国の若者はほとんどが戦争により幸せを失ってしまった。そんな人達のためにも、アクワはW杯での活躍を誓っている。彼の得意なプレーは、オーバーヘッドキックだ。最高だ。ぐちゃぐちゃなオーバーヘッドではない。彼のオーバーヘッドは綺麗で、センタリングからのゴールばかりだ。そう、数多くの辛い生活を送っている友人、国民からパスを受け、そのパスを彼らの勇気と希望になるようなゴールで応えている。
「参考画像:gettyimages」
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