りらの徒然日記

りらの徒然日記

2004年09月06日
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カテゴリ: プロ野球
 今日は、球界大激震でしたね。

・選手会の仮処分却下に対する即時抗告が、東京高裁で棄却される。
・プロ野球実行委員会がオリックスと近鉄の合併を承認する。
・プロ野球選手会が、合併の1年間凍結等が受け入れられない場合には、
毎土日ストを決行することを決定。

 いろいろな立場から、いろいろなご意見があると思います。
 私自身も、意見を持ってますが、完璧に理論武装できたわけではありません。
 でも、法律家の端くれ (なんです、一応) として、現段階で述べられることは述べておこうと思います。

 結論から言えば、 私は、選手会のストライキ決行の選択を全面的に支持します。
 理由は、合併は、選手、スタッフ、裏方さんを含めた多数の人々(以下、「選手等」という)の雇用に直接関わる問題ですし、選手等と各球団との労働契約の内容に、密接に関わってくる問題と考えるからです。
 また、プロ野球選手会は、憲法上、労働組合法上認められている「労働組合」であり、その争議権(団体行動権)は、憲法上保障されているものだからです。

 もちろん、「このストライキが正当性を持つものか?」という点は、厳密に議論されなければなりません。しかし、選手会側の要望している事項は、まっとうなものであり、過大なものとは考えられない以上、現時点で把握している範囲では、正当性を有するものと判断します。

 中には、「プロ野球選手会を労働組合とは認めない」「ストが決行された場合には損害賠償請求を考える」などと発言している球団側関係者もいるようです。
 しかし、プロ野球選手会は、労働組合法の条文に照らしても、法的に保護される「労働組合」であることは明らかですし、何よりも、東京都の労働委員会が労働組合であることを認めています。
 そして、労働組合法上認められた労働組合の、正当性を有する争議(ストライキ)である以上、民事上の免責の効果が及び(これも労働組合法に明文あり、何よりも憲法上保障されている)、損害賠償の責めを負わないことは明らかなのです。
 従って、上記のような球団関係者の発言は、失当であり、憲法・労働組合法を正しく理解しておられないか、単に選手会側を恫喝する目的でなされたかのどちらかとしか考えられません。

 私は、法律家の端くれですが、一プロ野球ファンでもあります。だから、プロ野球界は、いつまでも夢のある世界であってほしいし、素晴らしいプレーを数多く見たいと願っています。
 しかし、そのためには、まず選手等が安心してプレーできる、働ける環境が整っていることが大前提ではないでしょうか。
 そしてまた、ファンもプロ野球界を支える大きな要素だということを忘れてはならないと思います。ファンの声を無視してはなりません。
 そういった観点から考えたとき、今回の合併問題の推移は、選手等・ファン不在のまま、一部球団関係者のみの論理で進められてきたような気がして、残念でなりません。
 そういった、一プロ野球ファンとしての観点からも、私は選手会の選択を支持したいと思います。

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 では、いつものような話題を少し。

 今日は、プロ野球はブルーウェーブvsファイターズの1試合だったので、つい、それを見てしまいました (昨日の予告どおりだ~ (*^.^*)エヘッ)
 まぁ、どっちが勝っても関係ないや~、とか思って、気楽な気持ちで見てたんですが、なんとなんと、 早川大輔くん (私の高校の後輩です、面識はないけど(笑)) のHR という、貴重なものを見ることができました ばんざぁい \(^o^)/

 早川くんたら、表情はほとんど変えず、でも控えめにガッツポーズしていて、それもまた格好良かったです。
 おまけに、このHRが認められて、 ヒーローインタビューも早川くん! あぁ、初めて声を聞きました!思ったより高い声だったけど (何か、顔つきから、勝手にすごく低い声だと思いこんでた) 、でも、素敵でした☆彡
 これだけでも、見ていた甲斐があったというものです。

 え?原稿? ……やっぱり書けませんでした (((´・ω・`)カックン…





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最終更新日  2004年09月13日 18時19分16秒
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