りらの徒然日記

りらの徒然日記

2005年06月05日
XML
カテゴリ: 短歌
 今日は、「塔」の再校の日だった。
 1ヶ月に1回行われるこの作業の日を、私は割と楽しみにしている。
 事務的作業に過ぎない、と言ってしまえばそれまでだけど、やっぱり「少しでも誌面作りに貢献できている」という充実感があるし、何よりも志を同じくする(はちと大げさかもしれないが)仲間と実際に会い、いろんな話をするのが楽しみなのだ。
 それで、今日も、野球もほっぽり出して、いそいそと京都まで出かけていった。

 今日も、たくさんのメンバーに会えた。
 おニューの服を着ていったら、褒められて、ちょっと嬉しかったりする。
 Maさんが、恒例の奥さん手作りの「夏みかんケーキ」を持ってきて下さって、早速みんなで頂く。
 柑橘類大好きの私には、とても嬉しい差し入れだった。もちろん、とってもおいしかった。
 (いつもありがとうございます。)


 5時頃、全作業が終わってお開き。
 すぐ帰る…、という雰囲気になりかかったのだけど、せっかくの機会だし、もうちょっといろいろしゃべりたいな、と思い、無理やり(?)小鳥さんとMa2さんを捕まえて、お茶に行く。
 そこでは、新人賞の話や、これからどう短歌と付き合っていくか、そして、編集部のあり方について、etc.etc. 話が大いに盛り上がってしまう。
 ちょっとお茶でも…、のつもりが、気付いたら8時を回っていた!
 慌てて帰路につく。

 家に帰ったら、もう9時半過ぎだった。
 それからごはんを食べる。

 そして、メールチェックしていたら、「塔」のML上の歌会(e歌会、という)の今月の締め切りが明日の昼に迫っていたことを思い出す。
 喫茶店でも話題になっていたのに、すっかり忘れていたのだ。
 一瞬「もう今月は出すのや~めた!」と放棄しようかと思ったが、喫茶店で「e歌会もっと盛り上げましょうよ!」と自分で熱弁をふるっていたことを思い出し、そんな舌の根も乾かぬうちに…みたいなことはすべきではない、と反省する。

 明日の昼が締め切りということは、実質的には今晩中には出さなくてはならない。

 今月は題詠で「線」
 慌てて、ワープロソフトを開き、PCの画面とにらめっこしながら考え始める。

 「線」ねぇ…。
 とりあえず、「線」のつく言葉を思い出す。
 点線、傍線、下線、折れ線グラフ、電線、国道○○号線……

 これがなかなか難しい。イメージはふくらんでも、それを五七五七七に収めていくというのが…。

 まあ、それでも何とか七首ほど作る。
 といっても、ちょっといいかな? から、全然ダメダメ、までいろいろである。
 次は、そのうちどの歌を提出するか、を考える。
 歌会に出す歌というのは、必ずしも自信作とは限らず、「自分では工夫したつもりなんだけど、分かってもらえるかな?」と少々不安な作品を、実験的な意味で提出したりもする。
 今回は、どうしようかな…。

 自分1人では、何だか分からなくなってきたので、夫(注:短歌はど素人)を呼んで、参考意見を聞くことにする。
 しかし…、彼の意見は、まず「この歌が理解できるかできないか」に集約されてしまう。
 別の言い方をすれば、彼にとっては、「理解できない歌はダメな歌」なのだ。
 私は、一見しただけでは分かりにくそうな、ちょっと謎を含んだ歌もいいと思うのに…。
 結局、「あんたに歌は分からないのよ!」ってことになって、夫、すごすご退場。

 というわけで、やっぱり1人で考えることにする。
 散々悩んだ結果、今回は、多少実験的な意味も込めて、夫が「全然理解できない!」といった歌を、敢えて出すことにした。
 私って、やっぱり意地悪かしら…。
 さあ、どんな批評を受けることになるか…。

 歌会のメンバーに分かってしまったら困るので、今ここでは、その歌を披露できません。
 ごめんなさい <(_ _*)>ぺコリ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年06月06日 01時09分11秒
コメント(0) | コメントを書く
[短歌] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りら@3

りら@3

カレンダー

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: