りらの徒然日記

りらの徒然日記

2005年06月26日
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カテゴリ: プロ野球
 野球ファンやっているって、実は、とてーも人生の時間を浪費していることじゃないかと思うことがある。


 今日なんか、デーゲームでライオンズ戦やってて、ナイターでタイガース戦やってて、両方見ちゃったから、ざっと8時間以上は野球を見るのに費やしたことになる。
 まあ、今日は例外的なんだけど、それにしても、これだけ時間を費やしても、あとに何も残らない(もちろん、感動は残ることはありますが)というのは、虚しく感じないわけではない。

 そして、贔屓のチームが負けると、とってもがっかりくるし、悔しいし、疲れるし、何もいいことはない。
 特に、大逆転負けを食らった、だとか、勝てる試合を落とした、だとかだと、ショックもかなりのものだ。
 早い話が、昨日と今日のライオンズ戦を見ていて、ライオンズ戦ファンの私は、その全てを味わった…。

 で、思うんだけど、なんでそもそも野球ファンなんだろう??
 いつからか?なんて覚えてない。

 とにかく、割と小さい頃から野球ファンだったし、少なくとも20年はライオンズファンしているし、少なくとも5~6年は阪神ファンしている。
 「もともと埼玉に住んでいたから」「結婚して、大阪に住むようになって、阪神ファンの夫に染められた」と一応もっともらしい理由を挙げるけど、本当のところ、核心的な理由ではない。
 だって、埼玉に住んでいながらライオンズファンでない人なんてた~くさんいるし、配偶者や家族が阪神ファンだからって、その人も阪神ファンになるとは限らない(ひどい場合、あまりに熱狂的なファンぶりに、却ってアンチになる、という例すらある)。
 つまり、ライオンズファン、タイガースファンになった本当の理由なんて、分からないのだ。

 分かっているのは、ライオンズが勝とうが負けようが、タイガースが勝とうが負けようが、根本的に私の生活にはなんの影響もないということ。
 なのに、その勝敗に、いちいち一喜一憂している。
 そして、いいプレーには「ようやった~!!」って思いっきり叫んでるし、お粗末なプレーには、思わず「何やってるんじゃぁ!」と叫んだり、「信じられへん…」と棒立ちになったりする。

 結局、それがファンなのだろうな、と思う。
 自分の損得には、ちっとも関係ないけど、でも気にせずにはいられない。
 その勝敗に、自分の人生まで変わってしまうような気がする。
 所詮、楽しみ・趣味でしかないはずなのに…。


 負ければ、ただでさえ、精神衛生上よろしくない。
 ひどい負け方なら、なおさらだ。
 それを、ますます悪くさせることはない。

 中には、試合に負けた時、それを誰か選手や監督やコーチのせいにして、その人を糾弾するような書き込みを、(さまざまな)掲示板にする人がいる。
 怒りは、痛いほど分かる。それをどこかにぶつけたいという気持ちも分からなくはない。


 それを見て、いい気持ちになる人は、まずいない(そのチームのアンチの人は別だが)。
 個人的にいってしまうと、私は、こういう書き込みを見ると、とってもめげてしまう。
 「もっとこうして欲しい」とか、「ここは改めた方がいいんじゃないの?」とか、建設的な意見なら、批判的な意見でもそんなにめげないんだけど…。
 ひどい時には、(前にも書いたけど)「やる気あんのか!」とか、「今すぐ去れ!」的な、ただただ感情的になって、罵倒するだけの発言もあって、本当に悲しくなってしまう。
 私は、ライオンズの選手も、タイガースの選手もみんな好きだから、とっても悔しく思うことはあっても、そんなことはとても言えないし、そんな気にもならない。
 そんなひどい罵声を(HP上とは言え)浴びせることができるなんて、それでもファンなの? と思ってしまう。

 私は、個人的には、野球ファンなら、もっと前向きに考えていこうよ! と思う。
 だいたい、選手・監督・コーチが、一生懸命やっていないはずがない。
 勝ちにいってないわけがない。
 誰だって、一生懸命やってるし、勝ちたいのだ。
 彼らは野球=生活なのだから、必死なはずだ。
 それが、うまくいく時もあれば、うまく噛み合わず、無惨な敗戦になる時もある。
 (どのチームも、どんなときもうまくいっていれば、どの試合もドローになってしまう!)
 そりゃ、無惨な敗戦はショックだし、悔しい。
 でも、戦犯を見つけ出して、その人を思いっきり叩くということはできない。
 叩けば、それだけ余計に自分の方が惨めになるということを知っているから。

 「敗戦に対して怒らないのは、マインドコントロールされているようなものだ」という書き込みを見た。
 でも、それはちょっと違うと思う。
 贔屓のチームが負けたら、誰だって悔しいし、「○○選手が打たれて負けた!」となれば、その選手を責めたくもなる。
 決して怒ってないわけではないと思うのだ。
 でも、そこで、その怒りに自らずぼずぼ入っていってしまうのと、別の角度から物事を見て「今日の試合は負けたけどこんないいところもあった」「強くなる前にはこんな時もある」と切り替えられるのと、その差ではないだろうか。
 私も、決して器用な方ではないけど、できれば後者でありたいと思う。

 そして、むしゃくしゃした感情は、できれば自分限りで処理して欲しい、とこれは願望。
 (大きな声じゃいえないが、私も家では結構怒鳴ったりしている。)

 いい意味で、プロ野球なんて「たかが趣味」。
 今更野球ファンをやめることはできそうにないから、できれば、せめて、それで精神衛生を必要以上に損ねることはしたくない。

 すいません、自分の気持ちを整理するために書いてみました。
 ご意見、ご批判、喜んでお受けいたします。





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最終更新日  2005年06月27日 00時02分35秒
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